2009年7月6日月曜日

私の一角獣

何ヶ月前かに
Gustave Moreau(ギュスターヴ モロー)美術館へ行った
小さな通りにあり....うっかりと見過ごしてしまう小さな....美術館

中は.....暗くて異様な雰囲気と
「私の世界」がそこにあった気がした

美術館を出る時に1枚の絵はがきを頂いた

Gustave Moreauが描いた
王女らしき女性と一角獣

私は....大切にその絵はがきを持ち帰り
ダ ヴィンチの「レダの顔」と並べて机の上に飾った

その王女を自分....と勝手に想像して一角獣と一緒にいる

そんな世界の中にいることを空想しては

心を癒していたような気がする


朝、小鳥が遊びに来た


私は.....自分の世界の一角獣と、現実にいる可愛い小鳥の声

多分....本当はそれだけで幸せなのかもしれない

幸せだったのかもしれない

小さな朝に
.....そう....思っていた


私の一角獣と過ぎ行く季節が
心の物語