2016年3月25日金曜日

美しいことだけをする!ライブ予定と10年ぶりのレコーディング風景とSNS

千葉海音 「この世ツアー2016」

安曇野のライブは昨年90人以上でソールドアウトになり
入場制限をして入場をお断りしてしまいました。

是非、今年のライブも楽しみに御待ち下さいませ。
(安曇野「tirol」様でのライブは早めのご予約が確実でございます)

どんどんエネルギー値が高くなる私の美しい花園へ
是非遊びにいらして下さいませ^^







☆2016年5月14日(土)夜 長野県安曇野 「tirol」

☆6月中旬、金曜日 都内品川近辺
(午後の部、夜の部の2部制 詳細は後日お知らせ致します)










96歳になるハンガリー人のピアノの師匠は
いつも私に言いました

「Mio, tournez la page dans votre coeur toujours car
 
 vous etes manifique et belle Mio?」


ミオ、いつも(辛い時には特に)心のページをめくりなさい
あなたは素晴らしい、そして美しいのだから

















みなさま、こんにちは。

ようこそ私のブログのお庭へ。笑^^



先日4枚目の音源のレコーディング
それは10年ぶりのことでした

この10年、色々なことがありました。

10年前のレコーディングは
頭が少し割れて、体中も擦り傷だらけ

もとい、心がもう無い状態だったのですが
その3日後に「鬼畜」というおもしろいアルバムのレコーディングでした。

その後7年間、パリでの刑事裁判
神経症が重度になりピアノが弾けなくなった時期

フランス人の彼と別れ

ショックのあまりピアノに向かえず
ショックのあまりピアノに狂っていた笑 (良い意味で極端なのであります)

2ヶ月後に難関のピアニスト資格のディプロマへの合格と



ピアノ講師や色々働くのに明け暮れた日び

極秘出産にパリでの育児

帰国...色々崩壊。








パリで
生きるだけ、
生きました



また戻りますが。。














情熱は音楽しかあらず
あとは
実は冷ややかに森閑に生きています。





ただ自分の世界を死守して
美しく生きることだけに意識している




美しく生きる、選択だけをしていく










ピアノ、になると本当にランニングハイになり
先日数日のレコーディングもお昼時から22時くらいまで

ピアノを弾きっぱなしですが
本当に幸せなのです。

ドーパミンがこれでもか、というくらい出て
覚醒し続ける。


狂気というくらい弾き続ける。


狂気というくらい、というよりも







「狂気」そのままです。










ええ、それが無性に楽しいのであります。



そういうものに慣れてはいるのですが
久しぶりでしたので

レコーディング後には呆然としています。



レコーディングあとから
インターネット及びSNSを
眼球と脳がシャットダウンしており



FBもブログもインスタも
お休み状態です。




























1980年代の元気なローズウッドのスタインウェイでのレコーディング































全ての作品に於いて同様ですが
楽譜は身体に入っているので歌詞だけ譜面台におきます
























































このようにピアノの曲線美を静かに堪能するのは
自分が生かされて
今、ここに生きていることに感謝し続ける瞬間です

良い意味ではない時の
孤独のお友達は
ピアノでした


























































































































日本にいなかった時期のブランクが長過ぎて
あなたはこの歳から不利だ
この世のことをよくわかっていない
岩手の田舎に帰ったら良い
あなたの顔は才能がなさそう

.....



久しぶりに住んだ東京で
とんでもないことを言われました




特に東京はこういうこと言う人が多く
そういうお方は
人に言いたい事をいって自分のバランスをとられているのでしょうね





無論、私の周りの大切な方々は
東京でもどこに住んでいても

素晴らしい方々だけです











私は色々言われても



「そうかしら?」




と思います(口には出しませんが反感を買うタイプね)












色々なリスクがあっても
やりたいことがあるのなら






貫く事が当たり前です






ただ
それだけです








新しいアルバムに納められている

新曲overture「未来前夜」はこの10年間の集大成と言える
自作曲になりました

チャイコフスキーの壮大な叙情詩を唸らせる
白鳥の湖より「瀕死の白鳥」は


人間として
女性として

漆黒の闇を破れた翼で
更に高みを斯(こ)う、生き様を歌いました






誰の、どんな姿も美しいですね



堕ちる姿も
高みへ昇る姿も








だって
私たちは生きているのですから



どちらも脈打って呼吸していますから







いつも
ありがとうございます








































studio TLIVEの田島さん、エンジニアのG、フォトグラファーの高木亜麗氏

いつも応援して下さる皆様に

 心をこめて。







 追伸 


命在る物には色々な役割を与えられていて

命も、作品も、物体も
今日も

どんなであれ神様に与えられたものだと思います

自分だけの力ではないですね。
そうしたら本当に裸の王様ですね。。

2016年3月10日木曜日

ワタナベ薫さん そして「未来前夜」



























いつも黒いシルクの毛布にくるまり
読書をしております^^
ワタナベさんの新刊書とマッチしておりますよね









今日はワタナベさんのセミナーへ向かう直前に
7ヶ月ぶりに新曲が出来ました



Overture「未来前夜」はチャイコフスキーの
白鳥の湖より「瀕死の白鳥」を編曲し



翅に矢が突き刺さっても(リスクを負ってでも)
自分の生き様であり、自分の王道を進む


暗黒の中で真白な翅のうたです


初めて自分の詩の中で「翔」という字を使いました


漢字は深く
美しいですね^^...




来週のレコーディングの収録にも
入れますので

どうぞお楽しみにしていて下さいませ










今夜はワタナベ薫さんのセミナーへ行って来ました

1000人...すごいですね


また心がワクワク震える感じ^^

そしてメッセージも
受け取りました....

本当に泣きたくなりました


ありがとうございます....!



....チケットを大切にするあまりに
家に丁寧に忘れて来てしまい笑

一瞬冷や汗をかきましたが
入場出来て幸せでした^^








2006年の終わりか2007年の始めに
ワタナベさんのブログに出逢いました


その頃、今でもあまり思い出せないくらい
自分にとっては辛い時期でした


初めて誰か、知らない方のブログを
連日連続で読んでみよう、読んでみたいと思ったのが


ワタナベさんのブログでした


感覚的におもしろそう、興味ある内容だな
また読んでみたいな...と

心によぎった記憶が今も思い出されます

 
何故だか、ワタナベさんのブログに辿り着いたのも
今になって思えば


全ては繋がってゆくことだなと
その未来時点(今)から、過去を見渡している今です


パリと日本とでのスカイプセッション
日本での対面セッション


いつも
いつもその時は


自分のステージが上がる直前で苦しい時だったと
わかります


この10年間を共に生きて寄り添ってくれたのが
ワタナベさんのブログでした



そして今日で
いっきに運気とまたパワーが!


とんでもないくらい上昇しましたね^^
自分でもはっきりわかります!


なんとも
口頭では綴れぬ心持ちでありますので

今日は写真だけでの証言のみです




ただ胸がいっぱいです

静かにそう
感じます



個人的なことでも
言い表せぬ10年でした






ワタナベさん
本当に有難うございます








そして....

以前から気になっていた
ワタナベさんもご愛用している

「今治製最高級プレミアムバスローブ」を
注文して参りました^^☆

川本社長も直々にいらしておりまして
色々質問をし、ご丁寧にご説明して下さり


購入する決断が出来ました


いつも自分は二の次のお風呂上がり...

これからはこの素晴らしいバスローブで
娘も包んであげたいなと思います^^



手元に届くのが今から楽しみです....☆
































別に顔を隠しているわけではなく
ハグしております^^
ワタナベさんのこのお顔好きです



































帰りは最近知り合ったMikiさんと有楽町でフレンチをしました
素敵な女性で
私は彼女が大好きになりました







まさに新曲の

「未来前夜」なのであります


2016年3月5日土曜日

娘に薔薇をプレゼントするとき





























私は帰り道に
普段は選ばない、ピンクのバラを選んでいた

それは娘をイメージした雰囲気を想い描いていた


お花や草木を鑑賞する時
選ぶ時
誰かをイメージする時

なんと心が温かく
安らかに
楽しくなるのだろうと、いつも思う



そんな心持ちでお会計に並んでいたら

突然後ろから、張りのある元気な声で

「ねえ!あなた!」

と肩に柔らかく手を置かれ、誰かに呼ばれた。


驚き振り向くと

「あなた!とても素敵なコートね!お似合いです!

 あなたが編んだの?」



と娘さまで在ろう方に腕を助けられながら
立たれている歳を重ねたマダムがいた

私はとっさに

「はい、手編みのコートです。
 でも私が編んだのではありませんが...」

とお答えした


そうしたらそのマダムは

「私ね、あなたの後ろ姿を観て
 何段編み...4段、5段編みかしら?ってずっと観ていたのよ
 本当に、お似合いよ。」


身体はもう強くなくおぼついておられたマダムだったが
声は芯があり滑舌が若者と同じだった



お花屋さんの店員さんも
私もニコニコしてそのマダムと娘さんを見送った



玄関用と娘用のピンクのバラを大切に持ちながら
思い出した

もう10年以上前
パリの古着屋で見つけた新品同様の
銀色の小さなボタンがひっそりと着いた、真白な毛糸のコートだった


当時、掘り出し物!と喜びながら


「一体、誰がこの素敵なコートを編んだのだろう? 」と
考えていたことを思い出した




何度かメンテナンスをしては今でも着ている

真白だから、どうしても冬の終わりには...
ほんのりグリ(グレー)になってしまうけど。
 (昨年は裏地も全て新しいものに換えた)




























素敵と思うひとを
素敵と感じるものを
素敵な何かを

見知らぬ人に

素敵!と伝えれる人は

その人こそ素敵なのだと改めて感じた



パリにいた時はよく褒められた
そして私もよく褒めていた

見知らぬ人にも、素敵だと思ったら....

(日本だと慣れていないと気持ち悪く思われるか変な人?に
思われることも多々かも...笑 でも文化の違いもそれぞれ美しい)




お花屋さんで出逢ったお年を召したマダムは
素敵なプレゼントを下さった


それは何歳になっても

「素直」という美しさだ































(ネイルサロン Splendideのはなえさんに頂いた
とても可愛い雛あられ...^^ 有難うございます☆ )










そして娘と猫と日本に来てから...もうすぐ3年が経つ

やっと最近
あの大好きだった16区のアパルトマンにはもう帰れないのだな
普通にあの駅で降りて、あの家へ行っても誰かが住んでいるのだな

もう私の場所ではなくなったのだ....と



良くも悪くも認識をやっとし始めた

多分それは
少しずつ日本で生きている現実を
感じ掴み始めたからだろう


雛あられを美味しそうに頬張る娘をみながら
彼女の国籍をどうするか

...どう私が今後行動してゆくか


考えていた


時は経っていく



されど

元気にいてくれることだけで有難い