2012年1月30日月曜日

送別会にて 2




















今夜は一次会がcafeを貸し切って、
そして二次会が韓国料理レストランを貸し切ってありました

楽しい時間、美味しいお料理、シャンパン、ワイン、みんなの笑顔
素敵な時間でした

私は昨年の秋にMikiさんと言う女性に出会いました
凛として、美しい女性、そして同年代....時々、プライヴェートでお酒を飲みながら
色々語れた嬉しい出逢いでした

もっと一緒にいたい人ほど、すぐに逢えなくなってしまう...

けれど、それは色々な前向きな意味があるのだろうと私は解釈しようと思っています


この写真達の中は、多くの日本人が映っています(と言うように見えます)が

心は日本魂のフランス人
実はフランス生まれのフランス語ネイティブの日本系の方
フランスと日本のハーフの方
クウォーターの方
そして日本人

みんな、それぞれ
そして人生もそれぞれ

みんな仲良しです


パリで生きること、それは美しい街である裏腹に
誰もが多くを思い、抱えて生きています

ただ、感謝をしたい方が沢山います


Mikiさんに(そしてみんなに)出逢えて本当に良かった

どうもありがとう、心から



Miki, Je te remercie beaucoup du fond du coeur et
je te souhaite beaucoup de bonheur infiniment....!



送別会にて 1



















最近、日本の年度末を久々に感じています
何故なら....送別会があったからです

こうして、ちょっとおバカさんになりながら和気あいあいと語り合える時間は
嬉しいなと感じました

特にこの日はキムチ鍋だったからです
みんなで同じもを分け合って食べることはとても楽しいものだな...!と思いました

私は家庭環境でこういうことをしたことがありませんでした
それを悲観しているわけではなく
生きていたら大人になっても、もっともっと気づいて楽しいことがあること!

何歳になっても出逢いや、分かち合える仲間や時間がある人生に感謝だと思いました

この日はワイン、シャンパン、シードルを合わせて13,14本...空いたそう^^


Merci a Miki ☆



2012年1月16日月曜日

言葉遣い、仕草....

















日び....いいえ、最近思うことがあるのです

ブログには否定的なことを綴りたくないのですが書こうと思います。

最近、知り合った女性(パリで...日本人女性)複数で

敬語が全く喋れなく、自分自身の名前を子供のように自分で呼ぶお方



今までも、こういう女性の方々に出逢ったことはありますが
同じ場所や空間に居合わせると
本当に心がもだえます。

無論、自分の世界の人ではないので気にしないようにして
自分の本来のエネルギーを使わないようにしております。

ただ、今後
その空間にはなるべく行きたくないか
波長を全く逢わせることはないです


人の目の中に、おがくずが入っていると指摘をしながらも
実は自分の目には丸太が入っている....(聖書から)

私自身も全てに於いて礼儀、振る舞い、言葉遣いが
洗練されているわけではございません。
東北弁も喋りますし、友人との間では砕けた言葉で話します。

しかし、敬語がもとよりお話出来ない方は....私はダメです。

私は年上の方にも年下の方にも敬語で普段はお話しします。
やはり相手を敬うことを大切にしたいからです。


そして少し前ですが日本の有名人の方に接する時がございました。
日本を離れ、浦島太郎になっている自分ですら知っていた有名な方でしたが

目線は合わせない、髪をかき分けているの繰り返しでした

確かに有名どころの方は自分を守りに入るのだと察しますが
プライヴェート時にも関わらず....私はとても同じ人間として
がっかりした時間になりました


人々に対して批判的なことは綴りたくないのですが
最近、こういうことが日びの中で続いておりました

きっと、私自身ももっと深く「正して、凛と、柔らかく」と
気づきが得れる学びを
頂いたのだと感謝しております



有名、無名、男性、女性に関わらず
素敵な人、素晴らしい人と言いますのは
周りや、相手を想うことを大切にすることだと思います

自分を大切にして尚、と思います

......良い一週間にしようと思います




追伸 今日は歳が離れた弟の誕生日です。
何年経っても、初めて彼を見た小さな朝を私は忘れたくありません。

心から、おめでとう!



追伸2  写真はベビーシッターをしている
イロナ(ハンガリー語名、仏語ですとエレーヌ...もうすぐ3歳)と
ミャウスキー氏

2012年1月7日土曜日

少女の金色のショコラ
























昨日の朝、ピアノの生徒さんのレッスンでした

彼女は女医さんです

.....初めて彼女の家を訪れた時

私は彼女の戦前のギャヴォー(フランスではプレイエル(ショパンが愛用していたピアノ)と同じくらいに素晴らしいピアノ)を見て感激し

そして
若かりし頃の彼女の写真がそのピアノの上に飾られていたのを見て

時が止まりました

ブロンズで、優しい横顔.....今と変わっていない柔らかい空気


彼女は女医として忙しく、20年ほど独学でピアノを弾いていました
今、基礎を粘り強く一から学んでいます

独学はクラシック音楽では...後々に多くの支障が出て来ます
その人の弾きやすい「癖」なるもの

しかし、表現と共に難曲になると技巧が必ずせいじて来ます

「癖」と「感覚」では弾きこなせ無くなります

必ず.....ぶつかる日が来ます...

彼女は現在、60代後半ですが
基礎を一から学びたいと一生懸命にピアノと自分自身に向かっている素晴らしい女性です


いつも彼女のリビングは...
美しい色とりどりのお花が私を迎えてくれます

今日は南アフリカのお花!

私はその花々を「情熱と、喜び、楽しみ」と表現したら
彼女は「そうなの、新年に空気も私自身も楽しく喜びに満ちあふれているの!」と
笑顔で可愛らしく語ってくれました

そして彼女はいつもココ(シャネル)についてお話をしてくれます
どんなに自分がココの作品達を愛し、彼女の熱情に魅了されているか....

もちろん、彼女はいつもシャネルを毎日着こなすフレンチマダムなのです

レッスン時...
いつも華奢な美しくコケティッシュな彼女を見ては
私はブランド主義ではありませんが

いつか、ココを着こなしてみたいものだ....と心が晴れやかにうずくのです



















美しい金曜日の朝

静かに

私は未来に微笑みました





追伸


彼女は、今朝....レッスンに遅れて来ました
私は彼女のゆったりとしたリビングでくつろいで待っていたのですが

何故、遅れたかって?

彼女は私に.....新年のプレゼントを探していてくれたのです
小走りに髪が乱れた彼女が

「ミオに、素晴らしい1年が訪れるために....「口に美しいもの」を見つけたの
でも、食べ過ぎちゃダメ!」と

まるで少女のように

私に差し出してくれました....


小さな金色のショコラでした....







2012年1月3日火曜日

薔薇とお姉様



いつの時代も
私には「おねえさま」がいました

その女性たちは年上で「美しい」...私が愛すべき女性で
でも、どこか悲しげな影がある方々でした

私は
また時間を経て「お姉様」がいます

81歳で現役美容師の「お姉様」です

今回、日本滞在時に「お姉様」に前髪を切りに行きました

そうしたら
「あなた、こういうのお好き?」といわれ手にしたのが

お姉様が昭和何年か、もう思い出せないけれど
手作りをなさった美しい髪飾りでした

凛とした昭和の香りがする入れ物にいれて
大切にしまっていたものだったそう

私は「うわー....何て粋で美しい薔薇なのだろう!」と思っていましたら

「あなたに、あげる。似合うから」と微笑んでピンで早速
薔薇の髪飾りを付けてくれました


そして、嬉しいアドバイスも
「あなたの髪の毛は細くて量も少ないので、髪で遊ぶよりも
こうして髪飾りや、簪(かんざし)で遊ぶほうがしっくり来るし、いいのよ」

以前も美しい昭和時代の簪をいくつか頂きました


その日の夜
私はホッペが少しバラ色になり
家路に着きました

お姉様も笑顔で
私が見えなくなるまで見送って下さいました



私の薔薇

それは

「お姉様の美しい心の薔薇」....なのです




始まりの息






明けましておめでとうございます

皆様に豊かな笑顔が沢山沢山....訪れる1年になりますように

そして今後とも
わたくし千葉海音の音楽活動のご支援をどうぞ宜しくお願い申し上げます



少し遅い新年のご挨拶になりました

ノエルの頃より今日まで、自分をリセットするため
Mac, インターネットから離れて呼吸をする

と言うことを自分のプレゼントとして贈りました
そして、そう過ごしました


かなり気分転換になりました
その中で

「私には今、何が必要なのだろう」

「私は今、どうしたいのだろう」

「私は、人間関係においてどう接していきたいのだろう」

「私、時間を大切に大切に使うにはどうしたらいいだろう」


ふつふつと....自問自答が出来ることと
その答えが新年に抱く今年の目標になりました


パリは1月2日より通常日程です
日本のように三箇日はありませんのでお正月気分に浸ることもなく
テキパキと新しい2012年を生き始めました


私は....ほぼ誰にもお知らせせずに日本へ短期間ですが滞在いたしました

無論、誰にも殆どお逢いしませんでした

それは
今後への話し合いと
怒濤の12月からの解放のため

今年は私事ですが大きな変化の年になります



....そう思っており
昨日、パリの自宅に着きましたら

こちらでとても仲の良い友人、そしてピアノの生徒さんから電話が鳴ったのです

「今月、いままで長年デザイナーをして可愛がってもらった会社をやめ、独立する!」

「今月からシングルマザーになるので子供の世話時間が増えるので
少しピアノレッスンをお休みしたい、でもまた必ず復帰したい!」


同じ日の夜に、なんて前向きでパワフルなお知らせを直に頂き

私の....心に強くて柔らかい日差しが尚更....貫きました


決意、決意、決意、


そして未来



今日、ある...お知らせがありました

そして未来をしっかり歩いて行く覚悟が出来たので

心の懐を広く広く

背中の翼を多いに羽ばたく
龍の日びにしようと思います

今年もどうぞ宜しくお願いいたします

かしこ


千葉海音