2012年4月26日木曜日

柔らかな全霊







ピアノの窓辺に花瓶をおきました

近所の道ばたにはえているお花や草をいれて

ひとりでこういう時間が幸せです



今の時間は今しかないこと

今の自分は今しかないこと

だから自分にとって美しいことしか

私はしたくないのです


自分の呼吸でしたいことを

ただ柔らかな全霊ですることなのです



マエル




先日、マエルのお誕生日会へ行って来ました

近所にある戦前のピアノ修復アトリエ(リンクにもあるピアノバルロン)の娘さんで

11歳!

秋からは中学生のマエル

彼女が2歳の頃、ベビーシッターをしていました


あの頃はバブバブのフランス赤ちゃん用語が可愛いかった思い出も
今日は先日あった大統領選挙の話題で賑わう大人達の会話を聞きながら
「政治の話ばっかり、つまんなーい!」

大きくなったマエル
身長も私とそんなに変わらない



春嵐の中、何だか時の流れを感じ
彼女がこれからも元気な笑顔で生きることを祈りました


おめでとう、マエル
今度はいつ誕生日を祝えるかな


砂糖とイチゴを楽しく盛りつけする彼女が愛おしく

静かに笑いながら私は彼女を見つめていました




2012年4月17日火曜日

旅立つならば


ピアノの師匠 レンギエル氏のいつもの持ち物
年期の入った革カバン、ステッキ、ピアニスト関係の書物、
眼鏡、パイポ、葉っぱ(パイポ用)





旅立つならば
今すぐルーマニアへ行きたいと思う

今、ピアノのレパートリーは相変わらずプロコフィエフとリストだけど

最近、私の師匠の師匠であるハンガリーの有名な音楽家ゾルターン コダーイの作品の
譜読みをしている

ちなみに...今、フランスはヴァカンスであるが
師匠は故郷のハンガリーに、ドライブしながら帰郷中

来月89歳になるレンギエル先生は
運転も、食事も、パイポも、ワインも相変わらず絶好調だ

そして性格も非常に....難しく豪快だ










ゾルターン コダーイの譜読みは楽しい....そして心をトランシルヴァニアへ映すのだ

Marosszeki tancok (Dances of Marosszek)と言う曲目

トランシルヴァニアのマロシュセーク地方に伝わる伝統的メロディーと
コダーイならではのヴァリエーションからなる曲

クラシック....の部類には一応入るのだろうけれど
いづれライブの時
ピアノでノリノリに弾きたい曲となるだろう

興味のある方はyoutubeで「Zoltan KODALY   Marosszeki tancok」で探してみて下さい。。

http://www.youtube.com/watch?v=c_O7R_ULj6M




実は色々あり
今年、私は日本へは行きません

その中で自分が出来ること
進めて行きたいと思っております

いつもライブツアーを楽しみにしていて下さるファンの皆様に
お友達や、知人の方々に
心より
お詫び申し上げます


まだ、今の所
多くを公表することが出来ませんが
今後も自分の夢を何時も追いかけ続け

生きる流れに乗り
時には風を自分が吹いてみるのもいいと思います

益々濃濃
でもいつもシャボン玉の上に乗っている私です

今はまた相変わらず
作曲中だったり.....寝っ転がったり....貧血だったり

最近は小さい子に声楽の手ほどきを少し始めました



私もね
人生、豪快ですよ

どこまでも自分のシャボン玉を運転して果てまで行っちゃいますから

危ういけれども鉄のようなね....



今後も応援して下さい
どうぞ宜しくお願い申し上げます



千葉海音




日曜日の午後、蓄音機は笑う


















































詩を描くとか、書くではなくて

私自身が「詩」であること

ひとりロダンのよふに考えてあるくのです

それはまるで美しく賢いカラスのよふに


日曜日の午後

私の雨の明るい日