2011年11月28日月曜日

山川紘矢、亜希子ご夫妻のお話会




先週の土曜日の昼下がりパリ国際大学都市日本館にて
山川紘矢、亜希子ご夫妻のお話会へ参加して来ました。

山川ご夫妻といえば、世界の精神世界、前世療法、引き寄せの法則の著名本の多くを
日本語翻訳されておられる素敵なご夫婦です。

ブライアン L  ワルス、シャーリー マクレーン、ロンダ バーン....などなど

私は今年ロンダ バーン著の「ザ シークレット」「ザ パワー」などを日び
メトロに乗っている時、歩きながら(...これは気をつけないと)、眠る前に読み続けていました。

フランス語で読もう!と始めは考えてしましたが....以外に厚い本で
多分、何ヶ月かはかかりそうだ...と思い、こちらの日本書店にて購入。

そしてその内容を大切な人々と共有して楽しみ、喜びながら実践して来ました。

なんとまぁ!今の私は、昔の私が至極遠く霞んで見えることでしょう。

生きていると本当に色々なことがありますが
思考、感情....量子物理学的なことや形而学的な面々....
私は研究者でもなく詳しい者でもありませんが

昨年の私もおらず、4月時点の私のおらず、...これは当たり前のことなのですが
ようは180パーセント人生が変わりました。

今年は「美人になる方法」の
マスターマインドコーチのワタナベ薫さんとの半年のセッションを受講。

その後に別でシータヒーリングのプラクティショナーの資格も頂くことが出来ました。


...ブログのタイトルとは少し離れてしまいましたが

「自分はどう生きていきたいのか」

ワタナベ薫さんとのセッションと今回の山川夫婦のお話の中で出て来たお言葉

今年はそれがやっと明確に確実になったことがとても大きかったです。

それが今の私です!(何も説明していなくすみません)


山川ご夫妻は柔らかく、温かな笑顔で不思議なオーラを放っておりました。

ご夫婦共々に東大卒のエリートで山川紘矢さんは大蔵省という肩書きを捨て
世界の素晴らしい精神世界の本達を日本にも紹介したい強い思いで
40歳頃からアメリカにて翻訳家に転職されたお方です。
以後30年来、日本に日本語で素晴らしい世界の本をご紹介されておられます。
お二人で世界のパワースポットにも多くご旅行をされたり
次回はヨーロッパの巡礼の道をお歩きになるようです。

私は普段、引っ込み思案なのですが(これも思い込みね^^)
早速、メトロの中で普段読んでいる「ザ パワー」と山川亜希子さんの新書を購入し
サインと握手をしてもらいました。

お話会後の質問コーナーでもモジモジしながらも元気よく?手を上げていました。

「眠っている人と目覚めている人、についてですが
 眠っている人々とはどう接してゆけば宜しいでしょうか?
 もしくはその中で離れて行きたい人とはどうすればよいのでしょうか?」

と言う私の質問に

「例え、眠っている人々だとしても愛として同じ存在ですが
 アセッションのこともあるので、離れて行きたい人とは今後距離が出来
 自然に離れて行くと思います。
 しかし、もし家族となると多少難しいこともあると思いますが
 これもあなたにとって必要なことなので...自然体で生きましょう。」

と穏やかに山川ご夫妻はお答えになって下さいました。


山川ご夫妻がいたからこそ、ザ シークレットもザ パワーも
書店で手にすることが出来た本たち。

そしてこの本に出逢わせて下さったワタナベ薫さんに心から感謝を....

日び日び変化

生きるのって嬉しいな

そう
私は今やっと思うのです


そしてこのお話会の企画をされたビズさん

以前から素敵なブログだなぁと彼女のブログを読んでおりました。
「いつか、彼女に逢ってみたいな...」と思っていました。

そして、その何ヶ月か後にマンダラとチャンティングコンサートに一人出かけた帰り際、
声を優しく掛けて下さった彼女がビズさんでした。

ありがとう、ビズさん。。

逢いたいと心から想いを馳せる人に出逢えること
同じ波動

日び
革新的

静かに私の感情と思考が現実になっていく

この今を生きるのみです







2011年11月21日月曜日

雨のお母さん




「口の端より ことばのいずる前に すでに目はものごとを語る」

フと心の淵を辿り、鏡を見ていたら
このままではいけない...
と思った冬の日


最近、雪はないけれど冬景色のパリは空気が澄みひときわ無言の美しさを感じます

私は少し生活環境が10月頃から変わり、少しまだ慣れていないために
体調が思わしくなかったり疲れが取れないままにいる気がします

そのため、ピアノやケルトハープの練習が少し疎かになっていたり
人間関係で考え込んでは、ぼーっとしてしまい鍵を持たずに家のドアを閉めてしまったり
「注意信号」だよ!と様々な形で身体、楽器、家たちなどが教えてくれます



ですので、今週は「気分転換とRelax,楽しむ」週にすることにしました


☆月曜日の朝はいつも楽しみにしているヨガのクラスへ

以前やっていたヨガとは全く違うもので
神髄を極め、気持ち、生きる姿勢、アーユルヴェーダ、女性の機能を
本当に感じ、学びを下さるヨガ...一からのまだ入門クラスですが
自分に向き合う時間
とても大切な時間です


☆水曜日は文学を勉強している友人、久美子ちゃんと
 とっても美味しい餃子専門レストランへ....赤ワインと共に...


☆そして身体のメンテナンスへ、お気に入りのエステサロンへ
 至極豊かに眠りへ誘われるくらい...至福のひとときです^^



毎週このような生活をしているわけではありませんが
時にこういう日びを過ごすことは

「心と身体に美」を保ち続けてゆく一つの鍵だと私は思っております



その他、書の作品の切れや流れを拝読したり

枯葉が落ちた木々の枝が冬空に仰ぐ姿を見たり

冷たい雨の夜、敢えてゆっくりと歩き、

その街灯が放つ穏やかな「雨のお母さん」を見つめること

そうすると私は仕合わせになります




最近、私は物事も、人間も....「次は無いこと」「手放すこと」「断つこと」
引き算で生きています

約束を守らないこと、自分のことしか考えないこと、買う必要がないこと
付き合う必要がない人、

見極めて、本当に自分が「どう生きていきたいのか」だけ尊重します

無駄な時間を使うことも、厭な気持ちになることも「選択をしたくない」ので
「時間管理」「いい気分」を選んでおります


以前の私は無理や忍耐?や...それに
優しさと思いやり、いい人を履き違えて生きていましたが
今はそういう自分はいません


いつも冒険をして、革新的でいたいのです

エステも美しく揺れるピアスも大好きです
でも
その前に自分の「心の目」の膿をもっともっと拭き取ってあげること


月の光に守られて

そして風の輪に乗って


素晴らしい美しい一週間にしようと思います

2011年11月12日土曜日

ニューオーリンズへの道(ある富豪パーティー)




 パーティー後にミッシェルとゆっくり
シャンパンを飲んだ


昨日、女友達のミッシェル(シャンソンの師匠とは別)の家でパーティーがあった

総勢40名でアメリカ人のニューヨーカーだ
某富豪とその取り巻きの方々である....そして当たり前だが皆さん、英語を話す

日本人は私と某日本人の有名カメラマンのみ

英語をフランスに来てからほぼ忘れてしまった私は相変わらず人目を避けてシャンパンを飲んでいた
普段でさえも社交的では無いけれど笑顔を忘れたくない....そしてやはり英語を勉強した方が
今後の為だと思った(私はルーマニア語をもっと勉強したい)

意思の疎通が出来ないことは非常にやるせない...!

余興として弾き語りをするのが仕事だった
総勢40名の他、給仕さん、家政婦のアメリータも歌を聴いてくれた

この日は「花棺」「忘却」「La java bleue」「Autour d'une ecouluse」を歌った

夏のツアーのお陰でテンポ良く、気持ち良く歌うことが出来た

余興後、英語で色々な人々に
「アメリカでライブする気はないのか」
「CDは出ているのか」
「君はどこの国から来たのか」etc...嬉しい質問攻めを頂いたがさっぱり英語が分からず
仏語が出来るアメリカ人に全て訳してもらった

ある女性がニューオーリンズでjazzを勉強する気はないのか尋ねて来た
「あなたがニューオーリンズに来る気があれば学校や先生を手配するので
英語を少し勉強してから、いつでもいらっしゃい、jazzを勉強してみるべきよ」

そう言って名刺をくれた
彼女の母親はクラシック音楽のプロデューサーであるらしい

....ニューオーリンズ、考えたこともない街だ

実際、今までも色々な人に私の声はシャンソンよりもジャズ向きだと言われたことが多々ある
しかし私は自分の声がコンプレックスでもある
コンプレックスを逆手に取って今までやって来た

よーし、次はモロッコかルーマニアかアメリカだな(まとまりがない)
人生、なんでも挑戦だ

なんて久々に小さいけれど大きな野望?に胸が膨らんだ
そんな夜だった


余談だが....余興の後にミッシェルに「こちらへシャンパンを持っていらっしゃい」と呼ばれた
なにやらドイツ系アメリカ人の地味だが貫禄あるムッシューと話している
二人の真ん中に座り、
分からない英語をフムフム聞いていたらミッシェルが「ワオ」と言ったので
どうしたの?と尋ねたらフランス語で説明してくれた

「B.B(ブリジットバルドー)が若い時、
そう、彼女の誕生日にこのムッシューは何をしたと思う?
自家用ヘリコプターでB.Bの家の上空から何千本のバラの花びらを蒔いたんですって!
なんてファンタスティックなの!」

「......(無言)え...それで、B.Bはどう反応したの?」

「いいえ、彼女の反応なんてどうでもいいから、彼自身がただ愛を届けたかったらしいわ」


.....ある意味、あんぐりの夜だった

そして私の誕生日にも空から何かが降ってくる妄想にふけた



2011年11月6日日曜日

トランプの道




朝、エミール ゾラの通りでトランプに出逢った
こんにちは、と挨拶をした

1週間後の夕方、森の近くでトランプに逢った
こんばんは、と挨拶をした

そのまた1週間後、ミッシェル アンジュ オトイユの駅でトランプに逢った
行ってきます、と挨拶をした

ジョーカーには出逢わずにいた

多分、ジョーカーなるものは最後の切り札だから
いつも心にあり続けているのかな

トランプに出逢う道の日は
友達に出逢うようで

何だか心が温かくなる



2011年11月4日金曜日

太陽と月 le soleil et la lune




「俺はね、彼とは誰よりも人生の中で長く一緒に過ごし生きて来たんだ

だから注射一本で楽にしてあげることよりも、このまま衰弱しながらも

最後まで共にいたんだ......それは俺のエゴかい...?」


秋の曇り空を見ながらシャンソンの師匠ミッシェルは言う


夏、日本ツアーの前にミッシェルの家を訪れた以来
モンマルトルを久々に歩く


親、家族、息子、奥様、友人、彼らよりも
猫との生活が誰よりも長い生活

きっと次回、師匠のアパルトマンを尋ねる時
もう猫のキウイはいないのだな...と思う

25歳のキウイ

美しい白くなった瞳は、今まで何を映して来たのだろう



夏にテレビに出て、youtubeにアップして頂いたものをミッシェルに教えた

「おまえ、いいね。あがっているのがわかる。でも、俺は凄く嬉しいよ」と
喜んでくれた

ちゃんと生きているのか、と訊ねて来た
少しでも音楽で生きること、稼ぐこと、今後もパリに住みたいこと
久々に心置きなく話せるミッシェル


「ミオ、お前はパリに「住みたい」のではなくパリで「生きたい」のだろう?

そして確かに生きる為にはお金は必要だ

しかし、きっとお前はもっと人生をプロフィテした方がいい

....しばられるな」



プロフィテ(Profiter)は日本語の表現にはない言葉だ
よくフランス人が以前言っていた

プロフィテ、日本語訳は「利用する、活用する、利益をもたらす」であるが
実際、日本語にしてしまうとムズムズするような違和感がある

よく人生や、太陽にも使う





師匠の小さなベットの上で猫のキウイが呼吸を苦しそうに横になっている

フランスに来た約12年前、初めてミッシェルのアパルトマンへ行った時
一番始めに出迎えてくれたのがキウイだった
まだシャンソンの「シャ」の字も、フランス語の「フ」の字も知らない頃

そして日びが流れ、私がテレビでフランス語でシャンソンを歌う姿がある時
キウイはあと2週間の命のほとりにいた



ミッシェルと別れて
夕方のモンマルトルを秋風が私を包み
長い漆黒色の影を追いかけて
家路に着くのだ


家にはミロンガが「にゃお」と待っている
それは日本を離れてから
家族、友人たち、恋人よりも誰よりも一緒に過ごしている猫だ


師匠がこの地球を覆う大空であったならば
私はまだポカンと空に浮かぶ小さい雲だ


次回、弾き語りに挑戦するシャルル トレネの「le soleil et la lune(太陽と月)」
滑稽なリズミカルな歌

人生に於いて、喜び、悲しみ、苦しみ、楽しみが伴うときも

私は
滑稽な楽しい歌を
心から演じてゆく人生の流れを歩みたい

己の終焉の日がやって来て過ぎて行っても
太陽と月は人を照らすものなのだから


音楽家として
太陽でも月でもあり続けたい




シャルル トレネ「le soleil et la lune」
http://www.youtube.com/watch?v=xKO7DbqRPAI



青い青い透明な赤いあなた


http://www.morioka-times.com/news/2011/1108/16/11081603.htm

夏のライブで開運橋のジョニーのジョニーさんが私のことを執筆して下さった記事です

紹介をする記事が多少遅くなってしまいましたが
ご興味のある方はお読みになられて下さいませね

ちなみに....洗足学園大学音楽部→洗足学園音楽大学です


これから年末ですね

冬の馨とともに、私も冬の音を見ます

青い青い透明な赤い色です