2009年11月19日木曜日

赤蜻蛉


最近知ったこと

童謡の「赤蜻蛉(あかとんぼ)」三木露風 作詞 山田耕筰 作曲

三木露風はカトリックのクリスチャンだった
歌詞の最後に
「止まっているよ、竿の先」
これは十字架の意なのだそう

漢字に「蜻蛉(とんぼ)」「精霊」と同じ発音とも取れる

そして「チューリップ」の歌
最後にある
「どの花見ても奇麗だな」
人種差別、人間を差別してはならない....と言う意なのだそう
フランスにいると感じることが多い
アジア系と言うだけで、
でも音楽には国境は無い

私が編曲した「黒いシャボン玉」(3rd アルバム)の原曲「シャボン玉」にも
その他「青い目のお人形」にも.....日本の童謡は言葉の裏に隠された想いが浮遊する

今年の12月はいつもとスケジュールが違くなり
こちらの孤児院....日仏交流などで童謡を歌う予定がなくなってしまったが
いつも
歌に秘められた「歌詞に出来なかった、歌と歌の隙間の想い」を大切に
暖かい時間を分かち合って行き来たい

少し自分の花園に入ります