2009年9月23日水曜日

走り書きメモ


新月の日から私は
また自分に不必要なものを整理しようと思って動き出した
最低必要限のものだけを持って生きていきたいと
いつも思うのだけど....なかなか出来ず
2年前から一人旅を始めた時と同時期に
何故かいつまでフランスにいれるか...わからないと思う様になり...

今日、物を整理していた時に破れたメモが出て来た
走り書きで記した作曲家スメタナ(我が祖国モルダウなど有名)の言葉だ
私は彼の残した言葉が好きで
この言葉を読み...いつも自分を支えていた日を思い出す
そして今もだ

メモを捨てずに自分の宝箱の中に入れた



私の音楽は十分陽気なものではありません
どうして陽気になれましょう
心おきなく作曲ができたら....どんなにいいでしょう
目の前にはいつも貧困と惨めさが、ちらついているのです
もしくは陽気な気分が消えてしまうのです
....しかし音楽は喜びに浸っていれば一時といえ
私をかくも容赦なく苦しめている全てのことを忘れられるのです
(スメタナ)


私には夢があって
いつかフランス、または日本でスメタナのピアノトリオ(ピアノ、チェロ、ヴァイオリン)を
友人を集めて演奏したいのです
夢を現実にするには
まず自分の血液を今日もまわすこと
糧に生きることから...

高揚に高揚を重ね
讃歌するように朗々と歌い上げて終わる

スメタナが紡いだ音楽は
いつもそうだったから

例え悲愴に潰されたばかりの人生だったとしても