

この9年半、何人の友達を見送っただろう
何度繰り返しても
お別れの言葉を言う瞬間は....切なく、慣れる事は無い
いつも思う
どんな人であれ
日本人同士だけれど
もし自分が日本にいたら
出逢わなかった人びとなんだろうと言うこと..
パリにいたから出逢えたということ
「ミオさん...また、逢えるよね..?」って最後に言ってくれて
本当はその言葉を言いたかったのは....私の方
運命の糸、宿命の糸、再会の糸
昔、大好きだった街からのメトロに乗る時
もう2度と来ることはないのだな....と
複雑な思いで階段をおりる
可愛いお花が咲いていて
あの頃の私は、どこかにいそうで
もう、いないんだな....
「もうパリは5年、一生懸命生きたし、楽しんだから
もういいんです
生きる場所を変えるっていいことだと思います
これからが楽しみです
....ピアノも続けるし...」
と笑顔で彼女は旅立っていった
ネーデルランドへ