2010年1月24日日曜日

笑顔がある日


現在、une grippe tres fort....(日本語で何というのだろう...)で寝込み中です。
そして相変わらずこの季節...家のお湯が出なくなってしまい....ウルウル...
なんて、か弱い私じゃありません!
お湯が出ない生活なぞ、慣れております、このおフランス。
ちなみに冷蔵庫もコンロも故障中
そして近所のマーケットは何故か昨日から工事で閉店....

電気ヤカンでお湯を沸かし、タオルで身体を拭く、顔を洗う気持ち良さ
そして
寒い時期にお湯があると言う温かみを確認できる

先進国にいたら、とうの昔に忘れられている「不便さ」
しかしフランスは古い国....いくら先進国でも「不便さ」満載ですが
いつもなら忘れている、ちょっとした「便利」の有り難みを本当に心から教えてくれます。
「当たり前」が「当たり前」ではなくなる時のことを。

もう寝込むのに飽きてしまい、ベットにMacを連れ込みます




今日は.....


嬉しい写真

世界の海の果てから来た....
暖かく笑顔のある時間

その人が幸せだったら、私も幸せで
自分を消した時、周りが幸せだったら...もうそれでいいや...と思う


自分を中心に置いて、私はこうだから、こうなってほしい、こうして欲しいと言う
自己愛は....とうの昔、北上川に沢ガニと流して来ました
いや...セーヌ川の小エビと共にか

最近、生きて来て良かったなと思う事が沢山ある

誰でも精神的な欠如は穴はあるもの
私だって、アパルトマンのお湯みたく時々、心がストライキを起こしてしまう時もあります

ただ、笑顔だけは優しさだけは失いたくないです

誰かがいるから、そうなれる、と言うのもあります

笑顔や優しさがある日は、どんな苦しい日だって
乗り越えられるのですから

歯を食いしばって、自分を殺して乗り越える日だって生きていれば
喜ばしい日よりも、更に多く訪れるでしょう

それは、私も知っています


来週のいつからか、お湯のシャワーで身体を洗えます
ありがたみ

その人の存在のありがたみ
お湯の有り難み
見知らぬ人の親切
誰かの笑顔


今年も、また人生を改めて実感する1年です

既に出航しました
私のお船
どこかに向かって