2010年1月11日月曜日

蜂鳥のこれから



週末はミサのオルガン弾きなどをした

先週は極寒でマイナス13度...パリ近郊のエッソンヌ県ではマイナス20度だったのだそう
本当に寒かったけれど
お部屋の中でヌクヌク...ボーの頭はしばしピアノ練習の妨げになった

窓をあけて寒さでピリピリした空気を深呼吸すると
おもいっきり頭がさえて、極寒が「気分新た」をプレゼントしてくれた


ソルド(バーゲン)が始まり、合間を縫って
演奏会用の靴や黒いワンピースなどを探しに...近所のデパート「Franck et Fils」などへ
ここは地元の小さい高級デパートで観光客の人々など全くいないので
買い物がしやすい(しかしソルド以外では足を運ばない)
でも...思い当たる「これだ!」と言う物が見つからず
最終的には人ごみと乾燥に堪え「コーラ」とクリスマスツリーのオブジェ「蜂鳥」のみ購入

蜂鳥はとても大好きな鳥で、近所の雑貨屋さんで一目惚れだった

家の中で男の子がミニカーを手にして「ブーン」とやるように
私も蜂鳥のひもを指に通して「ブーン、ブルルル...」と最近、一人遊泳中だ


そして
最終的に
私は自分には高級すぎる大きな写真アルバムを2冊購入した
本棚に置いても重みが有りながらも優しく暖かいもの
それはこの
パリでの10年間の自分の思い出を....やっと私は
アルバムに納めてゆこうという決意が出来つつ有るからなのだろう


人生は
変わりつつ有る

多くを手放して