2010年1月1日金曜日

助け舟


今、18歳まで過ごしていた自分の部屋から
ただただ
真白な雪景色とその「音」たちが聴こえます

遥々どこか遠くへ
そして遥々どこか彼方へ戻って来た感じです


上記のこととは関係ないけれど
....例えば
自分の作品や、自分の大切な人、ものに関して、もしくは自分に対して
あれやこれや批評、文句、批判、憎しみが有ったとしても
私は残念ながら
自分にとってそういうものは、全て無意味で無駄な物と思っています
それは、自分は自分を貫いているからで
揺らがないからです

だから人に嫉妬もしない


この家をあともう少しで出ますが
よい意味でも悪い意味でも子供時代から
地獄に溺れさせて頂き、
「己の周りは師だ」とえぐられるように心に掘った場所です


何年か前に
私は自分の後ろにあった、助け舟を全て焼いてしまいました

それは一人で過去の日記帳を焼いてしまうよりも
孤独な作業だったと思います

けれども、人を思いやり、真剣に自分らしく生きていく、または
根本にある妥協せずに生きていきたかったからでしょう


助け舟、たまにはいいのかもしれなせんね
でも私は本当に大切なものや人だけでいいと思います
助け舟と言うよりも

きっと、柔らかくて暖かいものです