2010年1月15日金曜日

ある小さな雪の朝


....よく末っ子か一人っ子に思われがちですが、私には弟が2人います
別にブラザーコンプレックスでも何でもありませんが

明日は歳の離れた子の誕生日です
何年経っても忘れられない光景と想いがあります

ある雪の朝に
病室にいる母と、産まれたばかりの弟を入室禁止を知らずして
駆け寄り....小さな男の子を見ました
「....うわぁ....この子が弟....小さいな.....ずっとこの子を守ってあげよう....」
そう思って驚いてニコニコしていた自分

20年以上前のお話
何年経っても忘れることの出来ない情景が心にあります

その子は大きくなってジャンルは違えども同じ音楽の道を選びました
「ミオちゃん、ミオちゃん」とヨチヨチあとをついて来た子
大人になり歩き方と顔の骨格が私にそっくりな子

地球のどこかに、存在することが頼もしい

遠い昔の小さな冬の朝に訪れた喜びがありました

今では久々に逢うと「日本の政治家は誰がやっても、もう同じなんだ」と
行政事情を説明してくれます....

小さな命は、大きくなってゆくのだなと知らされます

誰でも一人一人、奇跡なのですね