2009年10月4日日曜日

小さな窓から



人とは変わって行く生き物だと思う


私は徹底したヴェジタリアンで生きました
神経質で
潔癖性で1日10回以上、歯や手を洗ったり
当時、そうすることによって自分を保ち
部屋の椅子に何をするわけでもなくただ座って
それが
自分の支えで1日1日が過ぎて行くのを待っていました

自分の星が空から落っこちてしまった、
そんな感じでした

今もひとりの時は野菜中心の食生活です


2年前の10月にお尻まであった髪の毛を刈り上げにしました
でも、生きていると伸びてくるものです
気持ち的に男性になりたかったのです

でも現在はその必要はありません

今日
何年か振りにDVDを購入しました
大好きなロシアバレエ、クリムト、ヴィスコンティ−のルートヴィッヒ
1900年のブラウスなど

ひとりで楽しく歩きました
本当に久々に生活を楽しむ心を豊にする買い物をしました


時は過ぎて自分も周りも変わってゆき
己を受け入れてあげること
それだけでも成長で
悲憤でも無く、非性愛でも無く

やっと今は風に少しずつ乗って、音楽に向かったり
今までと違う呼吸をしてみたりしています


何だか心に小さな窓が開いて、そこから自分の顔をした小鳥が
3時になるとピヨピヨ出て来る
今日でした



今日は知人の命日でした
心の中で
海にお花を散らしました