もうパリは秋で
近所の道のマロニエの木々は枯葉を落としている
葉っぱも秋色だ
みな、ヴァカンスから帰って来はじめ
商店街も少しずつお店が再開しはじめた
季節を感じて生きることは
本当にしあわせであり
自分が選んだ人生の分かれ道を
この秋
私は選択するのだ
「お化粧品のお話」
心が少しだけ揺れる時
私は20代の時から愛用しているシスレーのエコロジカルコムパウンドで
心とお肌に安らぎを与える
いつも優しく安定な微笑みを包んでくれるこの美容乳液のことを
私は
「お化粧品のお母さん」と呼んでいる
多少、高価でも敬意を払い
喜んでいつも私のそばに置く
多分、それは
スウィートルームや、飛行機のファーストクラスで
なにも嫌らしいことを考えず
原価で購入し、質の高い時空間を心ゆくまで堪能することと同じ
私はこの乳液を歳を重ねても
ずっと愛し続けていきたいと思う
時間と香は
本当に本当に宝物です