2012年8月28日火曜日

ジヴェルニーへ 1

先日、友人の久美子ちゃんとノルマンディーのジヴェルニーへ行って来た。

アンプレッショニスト(印象派)のモネの庭を尋ねる小さな旅で
彼が無名時代から晩年までの間に
彼自身で作った「日本庭園」を訪れたのだ

私は今までフランス国外の外国を旅して来たが
フランス国内の旅も実は好きで、まだまだ行きたい場所が沢山ある

パリ市内でさえ、本当に小さな街なのに
行きたい所へまだ行けていない....

だから今週、と9月初旬は相変わらず徘徊する夏にする

フランスだと今まで...ほんの少しだが
ヴァン ゴッグ(ゴッホ)、ルノワール、モディリアーニ、
シャガール、ピカソ、ユトリロ、藤田....など
いや少しではないな
好きな 画家が、生き、描き、苦悩し、喜び、そして天へ行った場所を訪れた

その空気や、孤高の存在である故の透明さに
私は打たれ
どこかにしがみついて
心で泣いた記憶がある

そしてそれが、私の血と肉になる小さなエキスでもあるのだ


今回、モネの庭で(家)で圧倒されたこと
葛飾北斎を初め当時の日本画家のコレクションが凄まじい!

家の中は一切撮影禁止なのでその写真はないが
かなり日本通で日本マニアだったのだろうと唾を飲んだ

素晴らしかった
ノスタルジーな炎天下の下で
また私は「美」を自分のものにした


そして、今まで訪れた画家の家の中で一番観光客が多かった
....特にジヴェルニーは非常に観光地化されているようで
ちと残念だ