2010年2月13日土曜日

ZIGGY MARLEY


ボブ マーリィーの息子の一人、ジギー マーリィー

最近、よく聴いています
彼を知るきっかけになったのは何年か前にヴェジタリアン生活の中で

ラスタファリアン(注)であるジギーのことを知る

あれれ、ミオさん...レゲエ聴くんですか?!とびっくりされそうですが
私の音楽遍歴は浅く広くが信条ではなく
深く広くがモットーなので久々にレゲエな日びです

何年か前から精神的に家で「音楽を聴く」と言う気持ちになれなくて
せいぜいラジオを聴く位の生活
昨年末くらいから....少しずつ心に「音楽を聴く」と言うユトリが出て来た


ある本でのインタビューで記者がジギーに
「今後の音楽界は厳しいですね、CDも売れなくなり...」と言う質問に
ジギーは


「なにか方法はあるさ。鳥やミツバチだって自分の方法で見つけて生きているんだ。
人間だってそう。心配しないことだね。」と答えた



こういう柔らかくて優しい人、いいな、素敵なミュージシャンだ....^^ と心に感じた
その柔軟の裏には彼の生きる信条が揺るがないからこそ
「広い」のだなと感じる

自分も随分とCDを出していなかったり、不定期数少ないライブだったり...
でも、このジギーの言葉はこれからの音楽日和に優しく肩を押してくれたなと思う

私は私の生き方、やり方
...これからも貫いていこうと尚、うなずけた

Merci Ziggy


そうそう....何年か前からは数よりも「質」「心身の健康の優先」の音楽をしたいと思い
ライブも音源も
あまり人前に出なくなった自分ですが
今後も宜しくお願いいたします

今年は少し土から、ちいちゃい芽が出る感じかしら...
自分のペースで自分らしく生きます




注)ラスタファリアン
アイタルフードが主の生活...[Ital]とは「自然な、真の」の意。
肉類、貝、エビ、カニ、アルコールなど食することの禁止
小魚、野菜、木の実、果物、...ライス&ビーンズ(豆ご飯)が中心
厳しい戒律があり、その由来は旧約聖書に基づいている

ラスタファリズム
エチオピア帝国最後の皇帝ハイレ、セラシエ一世を現代神として
アフリカへの回帰を唱えた、ジャマイカを端を発する信仰(思想)
「ラスタファリ」はセラシエ一世の本名

そこから由来する「ドレッドヘア」も実は旧約聖書から来ている

ラスタカラー
赤(殉教者の血)黒(ジャマイカ人の肌の色)緑(ジャマイカの植物と制圧に打ち勝つ希望)
金(ジャマイカの国旗)


ジギーの生き方

私の生き方....

宗教、スピリチュアル、思想
その人が選んだ「生きる姿勢」

なんだっていい、そこに真摯な眼差しがあることには変わりないのだから
(でも否定、中傷、などはしてはいけない。何故ならその人自身を否定することになるのだから)


私はボブもジギーも好きだな