2010年2月6日土曜日

ネズミの音海ちゃん


先日の朝....起きてリビングのソファーに...お茶を飲もうとして座ろうとした瞬間
その朝は久々に、既に...そのボロボロソファーに座っていらした子がいました

私「..........(長い沈黙)....君、死んでいるフリはよした方がいいよ...死んでいないでしょ」
その子「............」
私「捕まえちゃうよ」
その子「......厭です」



本当に小さい小ネズミの赤ちゃんでした

その前の晩は確かにミロンガが台所でしつこく....チャカチャカしていたのは知っていたが
やはり君でしたね

丁度、その朝はミロ氏が寝ていたので...そうっと小ネズミ君を庭に逃がしました
この寒い中...生きていけるだろうか...と心配して様子を見ていたら
コロッと死んだフリをやめて....元気にモソモソ動き始めて安心^^
人間より強いなぁ!と感激!

まぁ、ミロンガを外に出していた時は小鳥やらネズミやら捕まえて
自慢げに私の足下に置く日びは日常茶飯事でしたので.....褒めつつも
彼が見ていない間にソッと逃がしたり近所の動物病院へ急いで連れていったり...


実は、幼稚園から小学2年生くらいまで
どんなお人形やヌイグルミを与えてもらっても....全然興味が無く
いとこのゆづるお姉ちゃんからもらった「小ネズミ」のヌイグルミ一筋でした
手のひらサイズの灰色で瞳がキラキラダイアモンド色...

いつも毎日、台所からお豆や米粒を盗んで来ては...その子(音海ちゃん...ネミちゃん)の
作ってあげた小さなお家に取っ変え引っ替え....ひとりママをしていました

小さい時から相変わらず
グロテスクまっしぐらの自分ですが....自分の名前を与えた程に(笑)本当に大切な友達でした

或る日、どこかに音海ちゃんが行ってしまい
何日も泣いて「音海ちゃんがいない〜」と母にすがっていた記憶があります
しかし、母は冷たく「あんなネズミのどこがいいの....もっと可愛いのがあるでしょう!」と
うんざり気味....

今でも思います
音海ちゃんはどこに行ってしまったのだろう....
いつか見つけたら....歳を重ねていても音海ちゃんを私は持ち歩いて可愛がると思うのです

小ネズミの小さな来客日は
いつも、幼い頃の音海ちゃんを思い出させます

小さな命も必死に、一生懸命
動物達は、人間みたく、人を傷つけたりしない.....季節も動物も



最近、長年のアルコール依存症が少しずつ良くなっています
でもまだ日の精神に寄り蹴りです


お写真 虐待ではありません....フワフワの暖かいお気に入りの帽子をかぶせてみたら
その侭、ミロンガ氏は喉をゴロゴロさせて夢の中へ入っていきました
あまり気にしていないようです
                   何分後かに帽子を頭にくっつけた侭、背伸びをして歩いていました