2010年6月19日土曜日

真実に至る道は無く




雨は悪人にも善人にも降るから、落ち込んでいるときも喜んでいるときも
分け隔てなく降ったり日が射したり
でも、残るものは


今夜は貰い物の1990年代の良い馨のワインとドビュッシーの歌曲
こういう小さな破片の美しい時間が好きです

電話...親しい友人から

今に始まった話ではないが「創作」の世界に身を置いていると
盗作や会社だけの名誉、利益に使われることは
どこにでも転がっている現実だ

私はいいことだけ、心の外見をここに綴ることはしたくないので
思っていることを記そうと思う

ただ、見方を換えれば
人がマネをしたいくらい、自分の作品です、と言いたいくらいのものだったから
自分の利益になる、と感じたくらいだったのだから
そういうことをする人々がいると言うこと

私は捨てたもんじゃない!と思って、今後の自分の舵を取るに限る

規模が個人であっても世界的なことであっても、同じこと

裁判や憎しみや...そんなことよりも
人として、どう美しく生きるか

マネや盗作、適当な巷の噂...それが自分の為になる、自分を大きく出来る、自分を守れると
思っている人は華やかでも哀れな裸の王様だ

この世にはいくらでもある話だし、私も知っている


ただ、最後に残るのは

真実に至る道はなく

真実は、真実のみなのである