2010年6月15日火曜日

魅力的な人


今夜はフランスの文化省が企画する2009年度の国から贈られた賞の受賞者のソワレへ...

と、言っても友人ハルナ嬢のアンヴィアスィオンがあり一緒に入場
元々根っから私は社交性がなくソワレも一番苦手な部類ですが
最近、人間ウォッチングを再会し...ハルナ嬢といるとテンションやモチヴェーションがグンとあがるから(生きること)出掛けます。

大切な友人。

年配の方が多く、多くのタロン(才能)を持ち合わせた方々のソワレ
オーラが独特なソワレでした..

が、しかし、私のベストドレッサー賞...と言いますが「かっこいい」と思った方は
どう見ても年齢は40台後半か50台の至極パンクなお兄さんが素敵で目立っていました
他の方々はスーツやドレスなどでワインを頂いているのですが
彼ら2人は別格で...素晴らしいディネ(夕ご飯)を食べに忍び込んだのか...受賞者の友人か...
しわくちゃに口がひん曲がって、ピアスにモヒカンに迷彩...
私はきっと何歳になっても...こういう方が好きです

生まれた時からモヒカンのお兄さんは好きです

帰りのタクシーではセネガルのお兄ちゃん
「今日、仕事の帰り?」

「いや、パーティーの帰りです...
このテレビ(タクシー内にテレビ設置)のヒップホップ音楽は?いいね♪」

「地元(セネガルの)同僚でさぁ...そう言えば、君はジャポネーズ?今日の試合、勝ったね」

「え、本当...?凄いですね、..でも韓国より日本は有力ではないよね」

「うん、たしかに。今年はドイツ、ブラジル、アルゼンチンが勝ち目だと僕は予想するよ」

「セネガル、いいな。アフリカにいつか行きたいんだ。民族音楽や衣装も素敵だね。
確かフランス語だよね」

「そうだね、複雑だけど植民地時代が長かったから...でもいい国さ^^俺はそんな自分の祖国が今でも好きだよ...冬でも25度で寒いぜー」

「あはは^^」


魅力的な人

私にとってパンクのムッシューだったり、セネガル出身の若者運転手だったり
みんな、自分の強くて見えないオーラを持っている

外見が美しい人も好きです
でも、その人が何歳で鼻が高くて肌が奇麗で..あっても
その人の「影」が薄かったら全然魅力的ではない、
思いやりのない人は
論外だ

ようは内容
一言では言い切れないけれど

今夜は「フランス文化省」のパーティーで
パンクのお兄さんと、タクシーの運転手さんが
ベスト生き方賞でした

こんなこと、言っていいですか
履歴など興味がないです、私。
自分の履歴をこのブログに長々と書いていながらですがね

心の履歴書で、それでも何があっても生きるひとが好きです

その履歴書は書することが出来ないから
自分も...多分そうです


そうそう、マドンナが
「私は潰されても、ゴキブリみたく、また踏まれても帰って来るわ」と言ったように
これからも、そうしたいのだ

例え、つぶされてもね