2012年5月12日土曜日

日びの歌






















先日、誕生日でした
普段通りに朝、ピアノを教えに行き
その日はヘンデルのサラバンドと、ショパンのヴァルスを一緒にさらいました

お昼は生徒さんとその旦那さんと高級レストランでお祝いしてもらいました

雨の中、家に帰り横になり

夜はひとりでパラグアイハープの演奏会へ


.......



13回目のパリでの誕生日

私はいつもひっそりとしていることが好きです

レストランを貸し切って誕生日会には何十人が来た、と自慢する方もいるけれど

私にはその良さがさっぱりわからないのです

それにリッチな方の誕生日パーティーでゲストで歌うことはあっても
自分の誕生日に歌うことはありません
それが私の部屋に浮遊する心地よい「歌」なのです



ひとりで静に過ごし
祝わない日も多くありました


母にありがとうと言う日でもあります



母の日に真っ赤なお花を贈りました
お花は手に取れる愛で
触れることが出来ます


またパラグアイハープの演奏会のもようは...いづれ載せますね


今は考えることや思うことが多く
一人で尚更いることが自分には必要だと察しています


....お祝いのメッセージもどうもありがとう


最近、パソコンや人の言葉にも少し疲れていて
色々な方への返事が遅れています

ごめんなさい

気長に待っていて下さいませね


春は大好きなセーラーカラーのコートが毎日着れるので
何だか心がホコッとします

家の中でもずっと着ていたり


体調が良く時間を見つけては
お花を探しにいったり
ひとりでお茶を楽しんだり
セーラーカラーのお洋服たちを楽しんだり


....今回、誕生日プレゼントに
コンランショップの美しいガラスの水差しとコップを頂いたので
毎日それにお水を入れて飲む楽しみも増えました


ヨーロッパの高い空を立ち止まっては
時を忘れるくらい
ずっとずっと眺めて

いつの日かの夕方とも
何年前かの夕方ともかわらないのに....と思います

だけど生きていると
自分の足もとを見るとそうではないから

不思議な歌を歌いたくなって
小声で道ばたで

ひとりごとで歌うのです