2012年1月3日火曜日

薔薇とお姉様



いつの時代も
私には「おねえさま」がいました

その女性たちは年上で「美しい」...私が愛すべき女性で
でも、どこか悲しげな影がある方々でした

私は
また時間を経て「お姉様」がいます

81歳で現役美容師の「お姉様」です

今回、日本滞在時に「お姉様」に前髪を切りに行きました

そうしたら
「あなた、こういうのお好き?」といわれ手にしたのが

お姉様が昭和何年か、もう思い出せないけれど
手作りをなさった美しい髪飾りでした

凛とした昭和の香りがする入れ物にいれて
大切にしまっていたものだったそう

私は「うわー....何て粋で美しい薔薇なのだろう!」と思っていましたら

「あなたに、あげる。似合うから」と微笑んでピンで早速
薔薇の髪飾りを付けてくれました


そして、嬉しいアドバイスも
「あなたの髪の毛は細くて量も少ないので、髪で遊ぶよりも
こうして髪飾りや、簪(かんざし)で遊ぶほうがしっくり来るし、いいのよ」

以前も美しい昭和時代の簪をいくつか頂きました


その日の夜
私はホッペが少しバラ色になり
家路に着きました

お姉様も笑顔で
私が見えなくなるまで見送って下さいました



私の薔薇

それは

「お姉様の美しい心の薔薇」....なのです