2011年2月15日火曜日

ハープのスタージュ





先日ハープの講習会がありました
普段は個人レッスンなのでなかなか他の生徒さんに出逢うことがないのですが
この講習会はフランス国内からやってくるハープ好きの方が多いので楽しい出逢いもあります

午前の部、午後の部と分けて限定人数の中で約3時間半にわたり休憩無しでやります
集中力は切れませんよ。
やはり好きで本気で学びたい楽器なのです

その日は中世1300年代の曲を2つマスターする日でした
不思議なメロディーで...何だかずっと昔の日本の古楽のメロディーにも似ている感じです

ピアノ曲では1300年代の作品はありませんから(この時代はピアノがありませんでした)
経験したことのない時代の音楽を学ぶことは本当に嬉しく不思議で懐かしい気分です


この日、マギャリと言う女性に逢いました
顔が丸くてニコニコ、色が白く、目も薄い青...だけど中東系の雰囲気
珍しいなぁ...と思い一緒にお昼を食べている時に国籍はどこなの?と聞いたら
パリジェンヌでした
旦那さまがモロッコ人でご結婚されてから
パリのイスラム社会にて生きるようになったのだそう

先生のエヴも「生きる選択権はこの国は沢山あるのよ」と教えてくれました
エヴもチュニジア出身でセネガル育ちのハープ弾きでフランス人ですから
色々な風景を見、感じながら生きてきた女性

現在、チュニジア、エジプト、アルジェリア、イエメン....北アフリカ諸国は
革命の日ですね
この日出逢ったマギャリと仲良くなり...
次回逢う時には頭を美しくスカーフで覆うにはどうしたらいいかコツを教えてもらうのです!

実は中東系の格好が好きで
たまにライブでも今迄着ていたことがあります


講習会後は集中力がダウンし、のへーとなっているのですが
やはり「学び」はいい
何歳になっても勉強と経験をこれからも積んで行きます