2010年7月15日木曜日

夕日はどこだ


先日プライヴェートパーティーで歌った時
歌を気に入ってくれた人が翌日その人の友人の
ユニヴァーサル ミュジーク フランスのプロデューサーに連絡をした

どうしても私の歌を聴いて欲しいと頼んでくれたらしい
ユニヴァーサルと言えば大手レコード会社でメジャーな所だ

沢山練習をし、変な緊張と共にユニヴァーサルへ向かった
握手を交わし
「あの...ピアノはありますよね?弾き語りが私のスタイルなのです」

Ouiの返事が当たり前に来ると思いきや
「え?ピアノ、ないよ。」

その時点で私は自分からお断りして帰ろうと思った

昔の歌をパソコンから聴いてくれたが
私は違う、と思った

自分は「今の自分」の歌を聴いて欲しいのだ
そうじゃなかったら意味が全くない

ピアノもない、なんの段取りもないオーディションだった

日びに、人々に感謝して生きる

でも、その日はトボトボ歩いて

「夕日はどこだ!!!」
と叫びたくなった


現在、自分は歌を売り込んだりしない

でもね、今回はいい加減にしなさいよ、と思った

私に歌う曲も多く指示をしていながら

弾き語りをする歌手だと伝えるのがまず始めでしょ
人を取り持ってくれるのならば

これも小さい笑い話に
いつかなるんだろう