パリの雨糸譜 私の心の庭 そこにはいつも風が吹いて 万華鏡のおかしな太陽があり 季節の道を照らすのです
2011年6月30日木曜日
太陽の季節に
太陽の季節の夜に
玄関先で夜風にあたっていると
夜空のコンペイトウや
オレンジの街頭が遊びに来る
真昼の光では見えない光が見えてくる
自分の心も冴えてくる
光の中にいる時
自分の中の本当の光さえも勘違いをしたり、見失うときがある
別に光に抵抗しているわけではない
でも夜は闇は
光を見つけることが出来る
唯一の画用紙だ
今日も私は夜空の優しいコンペイトウを摘んでは
心の口に
そっとふくむのだ
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