パリの雨糸譜 私の心の庭 そこにはいつも風が吹いて 万華鏡のおかしな太陽があり 季節の道を照らすのです
2010年1月4日月曜日
雪よりも
ヒソプの杖でわたしの罪を払って下さい
わたしが清くなるように。
わたしを洗ってください
雪よりも白くなるように。 (詩編51.9)
無事にパリへ戻りました。
多く人に逢わず、多く語るにまだ早く
年の終わりとはじめがありました
いままで、散々と死守してきたことが
崩れ始め
自分よがりの悲しみや、自分よがりの幸せを捨て
奈落から
白い雪歌をうたえる小鳥になるように
私の人生も過ぎてゆくならば
答えがそこにあった冬です
凍てつきを覚える季節ではなく
温もりを知った寒さでした
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