2014年9月7日日曜日

エリザベス サンダースホーム




8年前に日本に帰って来ていた時
 澤田美喜さんのことを知り

いづれ尋ねてみたい場所であった大磯に
やっと先日、行くことが出来た































澤田美喜さんは三菱財閥の創業者である
岩崎弥太郎の孫娘としてお産まれになり
外交官の澤田廉三とご結婚される

エリザベス サンダース ホームを設立し
敗戦後に生まれた約2000人以上の混血孤児を育て上げた

1947年に電車に乗っていた澤田美喜さんに
網棚から風呂敷に包まれたものが落ちて来た

それは黒人嬰児の亡くなった赤ん坊だったという

それ以来、混血孤児救済を一生に覚悟されたのだという





今でこそ
日本は全く違う時代になった

ここで私は多くは語れない

多分、言葉にはならない言葉ばかりが
心にあるから


































































澤田美喜記念館も訪れ
隠れキリシタンが実際に踏まされた「踏み絵」の数々
キリシタン大名(特に九州、大阪の大名)の素晴らしいセンスの身の回りの物

戦国時代の十字架を沢山と拝見することが出来た

そして澤田美喜さんと当時一緒に過ごされた
エリザベス サンダースホームの子供達の皆さんの微笑ましい写真たちも


私も1歳の女の子の母ですが
2000人以上の赤ちゃんを....澤田さんは お育てになられた

到底、想像を絶するものです


肌の色は
目の色は
みんな違くても

命の音はみんな同じで
生きる権利があること


優しい木の十字架と
高台からのぞく北浜海岸の静かな海が

そっと私の耳になぞってくれました





悲しい歴史は
二度と繰り返さぬよう

気持ちを大らかに
まずは
隣にいる命から優しくしたい

例え見知らぬひとでも


いつも
思う











澤田美喜さんのことをもっとお知りになりたい方は
インターネットから情報を得ることが出来ますので
ご覧になられて下さいませ