2014年7月31日木曜日

変である
日本へ来てから非常に苦しい
自分にとり
日本が一番合わない国である

夕刻
玄関の前に、蝉がひっそり死んでいた

まるで今の私のようだ

夕陽は蝉の優しいお母さんで
お布団なのだ


先日、幸せの長野の村
音大時代からの本当の友と、画家の旦那さまに
逢いに行った

みなで
草間弥生と岡本太郎、そしてレオナール藤田のお話で
緑の呼吸をしながら

蛾の大発生の会議場を味わいながら露天風呂...

素晴らしい

本当に温かくて 柔らかくて
言葉にならない滞在時間は幻のように

幻のように

今でも胸にある


今年になり
今まで信じていたものや、感じていたもの
周りの方々に
違和感を感じるようになった

引き寄せの法則も
脳科学も
きっとそうなのだろうが

目の前の現実で、自分のもとにやってくるものは
自分が巻いた種や、引き寄せたもの

自分の責任
自分の選択

そういうものに「違和感」を感じていた

時に、ある時に
己にくる何らかのものは
「全く違うところ」からやって来ているのではないか

と言うことだ

無論、誰かのせいにしているのではない

でも私はそれ「違和感」を感じても周りで話せる人がいなかった


長野で友人と山を登り、お焼きとリンゴジュースを飲みながら
尋ねてみた

友人が柔らかい言葉で
私の心を全て同じ思いで代弁をしてくれた瞬間
頭の中に小さな流れ星がよぎった

己が巻いた種ではなく、引き寄せではなく
「地球」という惑星が全く違うアプローチで....




最近、色々な方のブログも読まなくなり
というか、違和感を覚えるようになったのだ

多分
自分が変わったのだ

自分が一番生きにくい国、日本

今に始まった訳ではない

フランスに渡ったのは
シャンソンの下積みから...と言いつつも
小さい頃から国に違和感があったからだ

この国で今後、どうやって生きていくんだ?
本当なら
今すぐにでもフランスへ帰りたい
帰りたい

家族揃って暮らす為、音楽活動するために
来た国だったが
それどころではなくなってしまった

生きている意味が全くわからなくなり
死んでしまいたいという思いが
非常に強くなった

でも私は死なない

死ねない


そのような国で
環境で
私は変わりつつある


今後、作曲するなら北上川の流れと無常を表現するものにしたく
(作曲中)

今後、新しく歌いたい曲はフランス語のマリア様の教会曲

今後、人前で弾く機会がなくとも練習したい曲は
Bachのシャコンヌ(ブゾーニ)BWV1004
(楽譜取り寄せ中)

今後、国内で逢いたい人は、再会したい人は沢山いる



気持ちのせいか、昨年末から白か黒のお洋服しか着なくなってしまった
他の色のパワーに勝てない自分がいる

それでも、小さなライブを多分どこかで少し
いつか出来たらいいなと思う

感謝だけ胸に

他を語らないくらいの人に
私は
本当は
なりたい


明日は有難いことに都内の素敵なグランドピアノがある会場で
ある企業様の納涼会があり
少し余興で弾き語りをほんとうに久しぶりにさせて頂く

お料理はパリ時代の友人がシェフ
嬉しいフレンチ


あと年内に、今までライブをしたことがない土地で
新たに出来るかもしれないこと


そしてフランスに帰りたい夢がある
90歳を過ぎたピアノの師匠とセザール フランクのシンフォニーを
2台のピアノで演奏すること

そして変わらぬ夢がある
音楽を続けることだ


日本に来て信じられない酷い言葉を頂いた
あなたみたいな人は芸術家ではない、とか
簡単に音楽で食べられちゃ困る、とか
プライベートのことも
切りがないし
悲しんでも切りがない
腹が立っても切りがない

この一年
辛かったです
今も

だからまたBachを弾きたくなったから
ならせてくれたから
どうも有難うございました


気持ちのもちよう
引き寄せの法則

以前より
それらの流れだけを
信じなくなり

自分の感覚と直感
 思いをより

信じて行く































紅美ちゃん

ありがとう