日曜日、ある会で日本の歌(童謡、民謡)を11曲、弾き語りで歌います
殆どの歌は会場にいる皆さんと、そして弾き語りソロは「埴生の宿」を歌います
埴生の宿はよく家で一人で歌っていたのですが
聴いてくれる人々がいる前で歌えることが今回とても嬉しい気持ち...
この歌は明治時代のイングランド民謡ですが
日本では映画「ビルマの竪琴」「火垂の墓」で有名ですね
日本でも明治22年「中学唱歌集」に四部合唱として掲載されています
この頃の日本語は...とても美しいなと思います
練習をしていると心が素朴に質素に温まり、気品さえ感じてくるのです
「埴生」の意味は...
土間に直にむしろを敷いて寝る粘度で作った粗末で小さな家の意
英名題は「Home, Sweet Home」
質素でありながらもSweetである家、...いいですね
私も最近、そのような想い溢れる家に出逢い、居ました
その家を思い描き、自分なりの「埴生の宿」を歌って来ようと思います
これからライブでもこの歌を歌って行きますね^^
お楽しみに...!
今年も宜しくお願い申し上げます
埴生の宿
埴生の宿も 我が宿 玉の装ひ 羨(うらや)まじ
長閑也(のどかなり)や春の空 花はあるじ 鳥は友
おお 我が宿よ たのしとも たのもしや
書(ふみ)を読む窓も 我が宿 瑠璃の床も 羨まじ
清らなりや 秋の夜半(よわ) 月はあるじ 虫は友
おお 我が窓よ たのしとも たのもしや