
このマスカーニ作曲のオペラが好きだ
悲劇の前に....心が崩れそうになるほど 美しい音楽が流れるからだ
今日
私は寂しかった
でも寂しいと言うのは生きているからであり
また喜びを感じるのも生きているからだ
どんな涙の温かみも
人生で確かなこと
Mors certa et hora incerta
死は確かで、その時間は不確かである
昔ヨーロッパに多くある時計台広場の時計にラテン語でこう刻まれていたのだそうだ
いつこの世から消えるのか不確かなれば
明日がやって来たら、嬉しい
永遠を知っているから、感謝し
夜の空のコンペイトウを摘んでポッケに入れて
小さく私は歩く
カヴァレリア ルスティカーナとラム酒
夜は更けて
小さく私は笑う
雪の降りそうな夜だった