2016年2月27日土曜日

垂乳根として
































私は歳を重ねることを
いつも嬉しくいるので

日本でいわれるアラフォーやアラサーという言葉が
全く気にならない所か
略し過ぎて最近までわかりませんでした

アーティストとしての私
個人としての私

それを、でも、繋げてはあまり
生活はせずに
分けている生き方(選択)が好きです


YOUTUBEにしかり
ブログの私も

過去のものは本当に懐かしく思います

それは「まぼろし」のようだからです



この瞬間ですら変わってゆく命や
時の流れや
変わってゆく気持ちや
細胞や


それを祝福していたらいいのでしょうね。




無性にパリに帰りたく
逢いたい人々がいます







自分は昔から「これ!」は芸術に於いてだけです

プライベートの方を語ったり
尋ねられることはあまり好みません。




ある瞬間は

「アーティスト」ですが

其れ以外は

「小さな気高い清い塵」でいたいものです

時には風に吹き飛ばされたり停滞する塵でよいのです


そして垂乳根。




























































書道の先生と分ち合う「美しい時」が好きです

人間として
アーティストとして
女性として
垂乳根として
塵として





泣けるときも
万事好都合と叫んで、つぶやいて.....いたいものです











































美味しい美味しい鯛飯を
書道の先生がもてなして下さいました



なんと人生は
温かいもの

そして時に
ちぐはぐな私だけの万華鏡のようでしょうか
































感謝。

2016年2月14日日曜日

「まだ誰もやっていないこと」を歌う

























このヴィスコンティーのお写真は1ミリ単位で
すべて私が浮遊する世界の一部です

もう20年くらいこのお写真が好きで眺めています



多く綴りたいことはあるのですが


より自分の中でワクワクし始めていることを綴ります


最近、ある素晴らしい方に御逢いし
今後の音楽活動のことを親身に考えて下さいました。


ゆくゆくはよりインターナショナルで活動したい夢を
お伝えしていないにも関わらず

そのお方は国際的な視野も含め
あるご提案をして下さいました

それは
まだ日本の、もとい...世界中のシャンソン歌手や声楽家が

「まだ誰もやっていないこと」をご提案して下さいました


驚きましたが

「なるほど!」と心からも口からも意をついたように出ました




そして
その「まだ誰もやっていないこと」(歌) を

やる自信は

私にはあります。


ついでに
その光景や、風景も臨場感も観えて感じます。



「まだ誰もやっていないこと」をすることは

得意分野の中でも試行錯誤や
今までの視点を変更するべき時が来ている

心と身体の底からでる
本来の声に帰化を時々していく必要があるということです
(幼少期からの音楽教育での思考をはずすこと...技巧、計算、
自分への思い込みの思考変換、トリックなど... 語ると深過ぎますが)


すでにプロとして活動している自分にとっては
かなりの苦題となることが目に見えます




常にいたコンフォートゾーンではありませぬから^^;

 


しかしこういう
この世で「まだ誰もやっていないこと」をすることへのワクワクと
冒険心が私の心を掻き立てます

































ましてや私は

日本で名の知れた音楽家(シャンソン歌手、ピアニスト、作曲家)
ではありません。

本当、知る人ぞ知るシャンソン歌手だと思います。

そして
どこにも所属しない、派閥にも興味ない、
シャンソニエでも歌わない(敢えて歌わない)...

派手な帽子もドレスも纏わない

フランス帰りだけど
今はほんの僅かなコンサートとシングルマザーの生活

なんだか地球の回り方がよくわからなくなってしまい

キラキラ星をみては
藁をもつかみたくなる気持ちになる時が多く有る




ただ
私はあきらめないし

静かに愛を注いで下さる方々が沢山いて下さり

今日があります

































来週は媒体への撮影、エッセイ書き....

そろそろ今年の本腰をいれてゆく季節に入りました




ParisのハイヒールアーティストASAMIさんから
時空を超えて...

彼女の強い強い愛のエネルギー...シャンパーニュを
最近お受け取りいたしました



その美しい泡を観る...私のまなざしは
ASAMIさんへの愛であり

今後への祝福を己に歌うためです


































いつも自分は独創的な人生を意識しなくとも
生きて、生かされていると感じます


「まだ誰もやっていないこと」を歌うとき

きっとみなさまも

頷いて下さると...
私は確信しており

その日のために準備に取りかかるこれからの日びです



いつも読んで下さり

どうも有難うございます











2016年2月3日水曜日

脈拍の旅

自分が日本に母国にいることを感じる





























このお皿は
太陽の吹雪みたいです

































書道の先生のお家


































 旧朝香宮邸「東京庭園美術館」

現在愛して止まないアールヌーボーでも有名な
エミール ギャレ(ガレ)の展示を行っているので
灰色に映える梅を仰ぎつつ....浸ってきました


本も購入しようかと思いましたが
目の前にある、息を飲み込むほどの立体を観ると

平面の「本」を購入する気がなくなってしまい
何も買いませんでした






ちなみに私の隠居生活は

アールヌーボーをコレクションし続け

その中で生きる、という大変楽しみな夢があります



物質主義ではありませんが

何かものを購入するならば
アールヌーボーのみ、な....


そんな夢を見ます













































































水を感じて、己に触れる

そんな本来の自分へ帰化する

麝香のかおりが心のどよめきを

自分への振動へ、共振へ変容する世界




昔、実家が書道教室だったのですが

よく私は「墨汁くせー」「墨臭い」と言われていました笑

その頃はムッとしていたり気にしたりしていましたが

今後も麝香な墨臭い人間でいようと思います



音楽家と書道家

二足のわらじで

この世に旅する

わたしです


宇宙のくずの一部である

小さな脈拍です