2015年11月27日金曜日

紅葉の中、あなたはどこにいますか



























今また新しい曲を作っている

弾語りでチャイコフスキーの「白鳥の湖」を
オーケストレーションをふんだんに描きながら

新たな己のOvertureになるかしら、と少し笑います






きっと、体調を崩すまで
自分に必要ない悩みや人間関係を
必要だと思い込んでいたようで

気がついたときは女性ホルモンのバランスを
思い切り崩しており

今日、やっと病院へ足を運ぶことが出来た

髪の毛も今月頭からかなり抜けていたり
最近は身体がだるくて仕方なかった


そしてもう世界の報復行為や、日本が万が一テロに..という
ニュースも何にも聴きたくなくなり

時間を見つけては白鳥の湖の編曲に励んでいる

そんな小さな事で世界平和なんぞ出来ませんよ?

いえいえ、そうかしら?










本当に必要なことって、


自分にとって何かしら?


不必要なことって、


自分にとって何かしら?







もっともっと冷酷なまでに、しめやかに
そこを切り取って行きたい



特に人間関係や、思考を。

































私は最近、また色を纏うようになったのです。

日本に来てから黒、白、灰の色しか殆ど来ていなかった

しかし
最近お洋服に色を添え

色付きの口紅を手に取り

メイクも変えた






 自分の心は「色」をまた選び始めたし

ストレスから来る病気は
 「自分に本当に必要なことや、人だけと向き合ってゆけばよい」と

ストレートに教えてくれた




立ち止まることが出来て良かったのだ






先日はモデル山口小夜子さんのドキュメンタリー映画「氷の花火」を鑑賞し
色々と生き方について新鮮に向き合えた

 月始めは
 現役CAでセラピストのchikakoさん の「アロマリーディング」に行く

このアロマリーディングに出逢い...私は心をより解き放ち
心に大きな隕石のような石を置いて過去にしていた錆び付いた蓋をこじ開け
向かい合い、過去の自分をより受け入れて
わかってあげてから

....だからこそ出来る今後の展望を企て始めている

もう、あまり置き去りにしていないかも。

































(コンサート時にchikakoさんとご友人が下さったブーケは
2週間以上経っても咲いている....
やはりその方のエネルギーかなと思わずにいられない)









全て今後の自分の未来に
星のような輝きや
静かな瞬きを与えてくれることだけをやって行く


今までだってそうして来たと思っていたが
多分それは

全くを持って不十分だった



色んな色が付いている葉っぱの、どこにあなたが居ますか?と
聴かれたら

決して私は
木の幹ですとは答えない

好きな葉っぱや、自分が美味しいと思う実を選んで行く
鳥だと思うから


そして風に委ねて飛んでゆきたい
















2015年11月14日土曜日

弾語りで松尾芭蕉を詠んだコンサート(解説付き)とお願い































昨夜のコンサートを無事に終焉することが出来ました

肌寒い中、足を運んで下さいました皆様

いつも陰ながら支えて下さり応援して下さる皆様

心より感謝を申し上げます。


コンサートの中でパリでの思い出
シャンソンについて
生き方についてお話する機会もあり

想いを多く馳せながらの時間となりました

しかしながら

今回の無差別テロに於いて心を痛め
少しでも早く多くの方々の心や身体の傷が癒やされることを
強く祈り続けています

瞬時瞬時により良き方向と森閑を想わずいられません









































今回のコンサートでは「松尾芭蕉」を
新曲「北の血に」の中に編み込み

歌う前に松尾芭蕉と曽良が詠んだ俳句を
説明を加えながら最後の歌を歌いました




五月雨の 降り残してや 光堂

(あたりの建物が、雨風で朽ちて行く中で、光堂(金色堂)だけが
今日も昔のまま輝いている。まるで光堂にだけは五月雨も降り残している
ようなことではないか)





卯の花に 兼房みゆる 白髪かな

(夏草に混じって咲いている白い卯の花を見ていると
兼房が白髪を振り乱して敵に向かう姿が浮かんでくることよ)

注)....勇敢に戦った兼房は義経や藤原一家の最期を見届けた後
そのあとも敵と戦いながら火の中に消えて行ったと伝えられている






夏草や 兵(つわもの)どもが 夢のあと

(ひとけの無い所に、今はただ夏草だけが生い茂っているばかりだが
ここはかつて義経や藤原一家の者たちが功名と栄華を夢みた所である。
知るや知らずや、この夏草を眺めていると全てが一炊の夢と消えた哀れさに
心が誘われる





芭蕉は「五月雨(さみだれ)」という季語をよく好み
使用していたようです。
この俳句を詠んだのは1689年5月(現在の6月)にあたります。

私が育った地元の町で作ったこれら3つの俳句は
諸行無常が優しく突き刺さる臨場感に取り巻かれる...。

この俳句を詠んだ芭蕉はそこに座り泣いたのだという。




私の新曲である「北の血に」は震災へ寄せた作品。
それをどうして芭蕉の俳句と強く掛け合わせたかというと

五月雨の降り残してや光堂  を想うとき


長年の雨が多くのものを朽ち果てさせ壊して行ったが
光堂だけはそのまま残していった

その連想から

震災で多くの命や町が消えて行った
しかしその亡くなられた方々が残していってくれた
素晴らしい想いや、今鼓動しているだろう私たちの命は
今も金色(こんじき)のように輝いている



そう表現を私なりにだが捉えて曲を作らさせて頂いた

練習時
歌っているとやはり涙がはらはらと落ちることがある


それは古来からある日本人としてのDNAと
今、日本にいる自分がすべきことが交わる瞬間が
とても色濃く感じる瞬間だ



そして色々なご縁より
また書道を始めることにした
(詳しくは後日にまた綴ります)

次回からのコンサートでは
書道でみなさまを、おもてなしすることを考えております。

お楽しみにして下さい。










































































































今回のコンサートでは一部のお客様の私語が
周りのお客様への思いやりに欠けてしまい
コンサート後も数件、苦情を頂きました。

たしかに、シャンソニエやJAZZBAR
私語をしてもよい瞬間、空気の時がございます。
それはヨーロッパに限らず
どこの国に於いても、です。

しかしながら、昨日のものは
「コンサート」であります。

「聴く、感じる、を楽しむ」ための時間ですので
私語はやはりご遠慮願いたいこと
もしくは短く小さな声で...して頂きたく思います。

それが全体への、周りのお客様への
演奏者への...エチケットだと 思うからです。

こういうことは初めてではございませんが
やはり「苦情」が出てしまうコンサート
いくら質の良いコンサートを御届けしたくとも
一部の方々の私語で他のお客様が後味悪い気持になられてしまうからです。

どうぞ今一度、ご確認下さいましたら幸いでございます。





初めての場所でのコンサート
すっかり写真を撮り忘れてしまいました。

ご来場下さいました方々より
Facebookにて載せられた御写真を御借りいたしましたので
ご覧になられて下さいませ。
(chikakoさん、愁平くんメルシーです^^)






次回のコンサートは来年5月からのツアーになります。
どうぞお楽しみになさって下さい!

今後もご声援を宜しくお願い申し上げます。





こころをこめて...










































2015年11月12日木曜日

パリから愛が届いて、わたしは






























そのブルゴーニュの一級ワインを両手で受け取ったとき

私の身体には心の底からの鳥肌が立ちました
それは瞬時ではなく
ずっとでした

それは懐かしい
そして現在いつも時空を超えて繋がっているParisのASAMIさんの空気
そのものでした

私は知っています


強く突き抜ける彼女の波動は
心地よく、そして涙が奥からやってくる





































大切なお友達であるYuliさんが
パリでASAMIさんが私に托して下さったブルゴーニュを

新幹線に乗って東京へ....先日大切に届けに来て下さいました


久びさに夜更けまで私の自宅で
美味しいワインを飲みながらおしゃべり...

その殆どが「人生」と「美」について。






Yuliさんとのお時間は本当に幸せで柔らかくて
あっと言う間に過ぎてゆく

昔、ASAMIさんとのシャンパーニュやワインを傾けながら
楽しく、時に真摯に人生を語りあった

その日びを思い出す
そして今後に続く道が
そこにはある



素晴らしい時間を共有すると
あっという間に時間が過ぎてしまう

奇異な星のきらめきのようだと嘆きたくもなるが


有限の人生ならば
本当に輝ける人々と共に過ごしたい

輝ける、とは
その闇も苦もあるからこそ輝く星

自分の後ろにあるだろう助け舟を
全て
焼き払ってしまっても輝く星である


本望だろう








その日から数日間
ひとりで夜
ASAMIさんから頂いたブルゴーニュワインを頂いた

音楽もかけずに
静かに色と馨と

ただただASAMIさんの鼓動を感じ嗜む時間は
私に今後の輝くだろう展開を祝福してくれたのだ







ASAMIさん
Yuliさん

こころをこめて....
時空はいつでも超えられるのですね









千葉海音 コンサート

2015年11月13日(金)「サロン ガイヤール」

Open19時 Start 19時30分

ミュージックチャージ3,000円(1D込)

新宿区荒木町15 サンシャトー四ッ谷1F

予約 案内 03-5315-4450














 








2015年11月4日水曜日

Maison de nature 

大好きなchikakoさん主宰の「Maison de nature」

最近「アロマリーディング」に通っております...^^


自分自身を律し続け、探し、前進しすることは
すごく得意です。
何故ならそうでしか私は生きてこなかったから。

しかし本当の翳りを忘れて
本当の自分
小さな自分の叫びに蓋をしめて忘れようとして来たことも事実

それは今でも強く強く根付いて
特にこの秋から先月に掛けては白昼夢に於いて過呼吸、頭痛と

心を重たくしていました




私は家族のことを多く語りたくありません
プライヴェートであるとこと
この秋にトドメが心に突き刺さったことがありました


chikakoさんとのセッションで
ただ、もう、自分は娘と前を向いて歩んでゆくことのみ
もう色々な心の蟠りに「許可」を出していいのだと学びました

シンプル過ぎるかもしれませんが
chikakoさんとの時間でそう決めたときから
過呼吸も頭痛も消えていったのです



もう傷つかなくてもよいと



彼女との時間は本当に穏やかで静かでたまらない
そしてその笑顔の後ろには
雨の日も、晴れの日も美しい東京湾が満ちている


アロマリーディング....
その時の精神や身体の状態をchikakoさんが見抜き
調合して作って下さいます

ですから...毎回「馨」がちがうのです

「馨」とともに、アファメーション

これは生理的な、本能的な行く先を教えてくれます
その時に必要な「道標」とも感じます

私は素人ですので、本当はもっともっと奥が深い言い方が
出来ると思うのですが...なかなか言葉ではみつかりません




そしてchikakoさんはCAとしてのキャリアの長く
世界中を今も駆け巡るパワフルだけど
とても敏感で繊細な美しい女性です

そのような彼女とのセッションは
小さな宝石のような、さざ波のような流れを感じれて
大好きな時間です



ラベンダーは「父性、父」ということも教えて下さいました



普段私はアクセサリーをあまり身につけませんが

例えば美しいネックレスの代わりに
ひとふき.... 
自分の奥底に必要な馨を



chikakoさんの作って下さる馨を纏うのです













2015年11月1日日曜日

闇という私の瞳の光に



























久しぶりのブログを綴ります

facebookの方では近況をつらつらと奏でておりますが
ブログはどうしても力が入らない時期になり無理もせずに
流れるままにおりました

今日から11月

またブログに再会(再開)しようと思います

どうぞ宜しくお願いいたします。



今日はfacebookよりアーティスト活動の投稿を
載せてみます。

レコーディングも決まり
来年のライブ日程も決まりつつあり

11月13日(金)には久しぶりに東京でのワンマンライブがあります


私の夢は
叶いつつあります


何故ならば
私の夢は音楽を続けることだからです

続けていると(生きていると)色々ありますが
進化しかないからです

より身体と心に今まで自分が足したことのない
色彩が埋め込まれていくことであり

強烈という静けさの中に
激しさという沈黙のうちに
闇という私の瞳の光に

創作の鼓動が血走るのです




これからもどうぞ宜しくお願いいたします。












 10月30日(金)

今日は来年都内でのコンサートの打ち合わせでした。
感謝の気持ちでいっぱいです。

なんとスタインウェイのフルコン(フル コンサート ピアノ)で
シャンソンの弾き語りコンサートをいたします。

フルコンとは大ホールにある2メートル75くらいあるピアノです。

私の夢は少しずつ叶いつつあります。
ゆくゆくはオーケストラを率いて弾き語りコンサートをしたいので、
まずはピアノだけでもフルコンでコンサート出来ることが
新たな第一歩になります。

そろそろアメブロも復活しようかな。


最近は娘がまた喘息になり寝不足で何だかかわいそうで、良いエネルギーが沢山取れるメニューを考えたりします。なにか良さげなメニューがありましたら教えて下さいませ...☆


近日のコンサート

11月13日(金)19時30分スタート
「サロン ガイヤール」3,000円(1D込)
新宿区荒木町15 サンシャトー四ツ谷1F
最寄り駅 曙橋または四谷三丁目
予約は03-5315-4450









































10月某日


今日は朝から都内スタジオでスタインウェイをレコーディングスタジオ見学で
さわらせてもらったり、打ち合わせしたり。
このスタインウェイ、
低音中音までは私の心がこれ、これ、と言う求める安定した深みのある自分と
振動調和する音でしたが高音は論外でした。

何だか切ない気 持ちでGregoryとスタジオを後に。
あと私の声の方が勝ってしまう音色だった。
弾き語りとはそういう方がいいのだろうけれど、
私はピアニストの前提で の弾き語り歌手なので
ピアノが鳴ってかなり強く共鳴してくれることが第一の条件。

Gregoryはそれを瞬時に見抜いていたので嬉しかった。

そしてその後は一人で渋谷ルシネマにて以前から観たかった
「ヴェルサイユの宮廷庭師」を。

そしてles deux magotsでシャンパーニュを。

こういう時間は本当に必要なもの。日び育児があっても絶対外さない。

もう少ししたら私の美しい天使を迎えに。
ひとり自分らしい呼吸が整う時、幸せです。

そんな土曜日でした。

皆様、穏やかな楽しい日曜日をお過ごし下さいませね(-_^)
























































































久々に楽しい映画だった
近日中は「山口小夜子」さまの映画を観にゆきます...












10月某日

先日、レコーディングスタジオの見学一件目、
YAMAHA ArtistEditionと言う特殊なグランドを触らせてもらった。

久しぶりに日本で日本製のピアノを弾き、
そしてこのグランドは本当に煌びやかで
明るくひとつひとつの音色が細かくハッキリした粒をしている。

やはりその土地、その風土でつくられたピアノこそ本来の良き持ち味が生まれる。
何故なら湿気の多い国でつくられたピアノは乾燥しているヨーロピアンピアノより
湿気に強いのは当たり前だからだ。

状態が良い素晴らしいピアノに触れて音を深く感じる時、
本当に本当に音楽家で良かった…と嬉しくしんみりしてしまうのだ。

私が今まで好んで来たピアノのタイプではないけれど
Gregoryが「ミオの曲は暗いからこのピアノは対照的で面白いかも」

おお、なるほど。

マイクも弾き語り的な場所に置かない、とか。
(私の楽曲は激しいので口がマイクから時々離れてしまうため)

今までのレコーディングとは全く違うものになりそう。
何だか面白いことになりそうです。
お楽しみに!



 近日ライブ

11月13日(金)
salon ガイヤール
19時 3000円
四谷三丁目または曙橋
でのライブも是非遊びにいらしてください。
東京都新宿区荒木町15
サンシャトー四谷 1F
予約 03-5315-4450
(千葉海音のライブ予約と始めに一言添えて頂くとスムーズです)
お待ち申し上げております。









































































9月某日

今日は本当に久しぶりにグレゴリーとお茶しています。
最後に会ったのは
パリでマナさんのmoi dix mois と言うバンドのコンサートの関係者席で会ったのが
最後 笑
10年振りの再会^ ^ 久しぶりに沢山笑った。
笑うことはいいことだなあ。

プレゼントのCD、喜んでもらえました。
出世したグレゴリー。私もこれから楽しくなりそう☆

フランス語も話せて嬉し。
 

あの頃私たちは若かったのだ。