2011年10月31日月曜日

ブログ

アメブロさんにブログを作りました

記事はパリの雨糸譜と同じものになります

今後も私の不定期、自分世界ブログを音楽活動ともに宜しくお願いいたします

この雨糸譜ブログも今まで通りに続行して行きますね

久々に風邪を引きました....
みなさんもお気をつけになって、温かく元気にお過ごし下さいませ^^



わたくしのアメブロ↓

http://ameblo.jp/musiquedemio/



時計をもどす


サマータイムが終わり、家中の時計を一時間戻した

何年この国に住んでも不思議な感覚だ

一時間前をもう一度過ごせるのだから

でも、過去に戻る訳ではない

冬のこれからを生きる為に....時間をいじくるのだ

おもしろい業である


おもしろいと言えば、不動産のガラス窓に貼っていたアパルトマン情報

猫がいる

こういう遊び心がある本気に、微笑みが浮かぶ

寒い午後の日



靴ひもの結び方を教えて下さい




  1. るるる


遠い夕陽を追いかけても
追いつくことは出来ない

手を伸ばして掴もうとしても
握ることが出来ない

明日
生きて行く為の

靴ひもを
もう一度、結ぶことを教えて下さい

生きることを
教えて下さい

るるる


途切れ途切れの
呼吸を

たまには

教えて下さい

月の世に



明日を歩く

靴の紐の

結び方を

想い出させて下さい


るるる





(ケルトハープにて作曲 優しい頽廃小夜曲)





刹那、あの人が帰って来た日

今夜は友人の久美子ちゃんと久々に私の家で飲む

普段、私は人を家に招かない
一人で猫といるのが好きなのだ

久美子ちゃんはパリで命をはって生きている数少ない友人だ
彼女は大学でずっとランボーを研究してる文学者だ

彼女との時間は至極楽しく豊である

それにしてもパリで生きることは....


サティーが好きな彼女の為にかけようと思うがこういう時に限ってCDが出て来ない
仕舞いにかけたのは近代派にプーランクの歌曲、アラブ民謡、ショスタコーヴィッチ
......何でもない私の趣味に走ってしまったが
彼女が御馳走してくれたモロッコワインが美味しかった



時に思うけれど
私は芸術をしながらも理数系であること
父と言う人が至極狂気数学者であったことも関係するのだろう

子供の頃を回想したくはない
それは自分にとり破壊と頽廃しかないからだ

しかしながら、当時
数字を見れば見るほど性格、個性、温かみ、冷め、色、呼吸、言葉が
各、異なる数字の次元において無限と朽ちる時間を学んだ
そして何度も話しかけていたことを思い出す

カレンダー、トイレのカレンダー、時計の秒針、誰かの歩くリズムテンポ
自分の呼吸の数、指の数、爪の伸びた長さ、
呼吸の速度、頬に手を置く時間、美しい女性の作法の秒差
爪を噛む時間、タバコを吸う時間、瞬きの回数、この世で起きる出来事を足して割った時間
サイコロの出る確率、
嘘の笑みから、実物に戻る瞬間

幼少時、私はいつも潔癖に数えていた
そして感じていた
その色と言葉、時間、音、呼吸、人に言わせれば孤独
そして今も


例えば、リストが曲の冒頭にヴィクトル ユゴーの詩を伴ったよふに
(超絶技巧練習法、その他の作品に於いても)

行く末には猫と会話をするようふに

数字が私の友達だったこと


変拍子でも、アドリブのおかしなものでも
確かな友人



私の友人

彼女が今週、戻ってきた
一年ぶりに

私の愛する女性


ジプシーの
美しい人が


きっと
ヨーロッパか北欧の血が滾る
国籍の無い

私の美しい人が....近所に戻って来た

寒い日も立っている

だから私は


彼女に捧げる


リストの「孤独の中の神の祝福」を


忘れされれても
冬の道に
私は生きるだろう


昨日と今日と明日
生きれたら


今の終焉
よろしくも






演じることに慣れてしまった

果てはどこか

厭、演じてこそ我有りか



どこか人知れず
本当は生きたいのかもしれない

でも
それも嘘かもしれない

でも
それも道化であるのかもしれない


仕舞いには


パンドラの箱に最後に残ったのは
愛ではなく

希望だったように





地元
東北に祈りと命を込めて




2011年10月28日金曜日

夕方の国から

















崖の上でも
工場の下でも
海の中でも

歌えるように

どこか

私はまた旅に出るだろう







崖から落ちても
工場の煙に乗っても
海の上を歩いても



歌えるように

どこかの
小さな窓から

私は
小鳥と話すだろう



2011年10月27日木曜日

砂と歌っておもしろい

私は来年から今までの日本ライブチャージではもうライブはしません

ライブチャージは自分自身の価値だから

ここずっと数年悩んで感じていた

だから申し訳ないけれどライブ回数は無論のこと減ります

でもそれが本望かもしれません


この10月いろいろな経験をしました

そして、生活も変化しました

音楽家って楽しいね
喜劇も悲劇も、最終的にどちらでもいいけれど、その人次第だから。
私なんかは
道化師で
何がこの人いいたいのか分かんないと
よくいわれるけれど
それでいいんじゃない

もう作品だからさ


また明日からやっていきます


美しくね
なげやり?
否否、柔らかくて強いでしょ(笑)

いいんじゃない
自分の繊細に疲れるよりも
黙って森をあるく

それが...いい

多分、何を嘆き叫ぶよりも

遠い日のうたも
今も

夕方の国から帰って来た日のように

ここ



2011年10月2日日曜日

花火師かシャボン玉師になりたかった頃

秋の音夜

とても感じて、考えているのです

きっと
本当の私は、このシャボン玉を追いかけたい女の子なのだと

それは七色の想いが
静謐の中に形となって増すことだと....言うことを





2011年10月1日土曜日

俺様も食べたい Je veux la manger!



少々、お知らせ....です

10月中にブログをもう1つアメブロさんに作る予定です
内容はこのブログと同じものですけれど、出来た際にはお知らせ致しますね
しかしながらこの「blogspot」さんのブログは外部宣伝がなく好きなのですが
ま、ひとつ冒険してみようと

それと日本の某有名婦人雑誌のノエル(クリスマス)特集に
私のアパルトマンとピアノ生徒さん(日仏ハーフ)が載りますよ☆
....でも、私の部屋や私は出ませんよ(笑)

現在のアパルトマンは半地下に私、最上階に日仏ファミリーが住んでおりまして
間の1,2階は誰も普段住んでおりません
スイスやパリ郊外にお住まいのリッチな方々の別荘になっております

えー、ミオさんそんなに素敵なアパルトマンに住んでいるのー?と言われそうですが
私が住んでいるお部屋はカーヴを改造したお部屋で村八分になっております^^;
普通のアパルトマンは各階に2,3世帯住めるようになっていますが(アパルトマンにもよる)
このアパルトマンは各階に一世帯で10部屋以上をお持ちの方々でございます

9月初めの朝にフランス人と日本人の取材班が挨拶に来られまして
「これから撮影ですがサパン(クリスマスツリー)や雪を玄関に飾るのですが
お邪魔ではないですか?」とご丁寧に....

.....そして夕方、家のドアをあけたらサパンの残骸が....

ひとりホウキで掃いていた私....

でも、素敵な雑誌に載るなんていいな!と嬉しくなりました^^

この雑誌の発売の際はブログで少しお知らせいたします☆

(以前は少なからず路上生活もありましたが...屋根がある家で安全に暮らせているコンニチに感謝)


そして最近、アイリッシュハープの先生が小さなアイルランド小物グッツや
ハープグッツを手作りで販売を始めました
全て手作りで....心が温かくファンタスティックになるもの達ばかりです...

これも、またブログで10月中に紹介しようと思います
お楽しみに☆



皆様、....美しい日びでありますように...

Salam