2009年7月29日水曜日

追加ライブのお知らせ





8月7日(金) 「Cafe wine かるめり」

1st 19時30分ー20時30分過ぎ頃まで(1ステージのみ)

1500yen、ドリンク別

tel et fax 0798-52-2276

阪急甲東園西へ3分

とても雰囲気のよいCafeです!

ご興味のある方は是非遊びにいらして下さいませ。。


こんなにライブが出来るのは3年ぶり、「鬼畜」ラヴィアンローズツアー以来です
あの頃の自分は....自分を殺してでも、良くいえば....勢い、世に対しての背徳静養、
悪く言えば....悪魔的暗示(プロコフィエフ....尊敬のロシア作曲家)...かじられた月...

今年の夏は「無理をしない」「自分の生(なま)」でありたいと思っています
蝉は友達、つかの間の友情
夏の草木は、私の話し相手

フランスの空は.....僕の小さな子、いってらっしゃい....その前に僕の白雲で髪を洗ってあげる
日本の空は....僕のやんちゃな子、おかえり.....友人の風に君をなでてもらおう

最近、持病が久々に悪化したのでその治療、静養の旅にもしたいと思っています
お腹を出してぐーぐー寝れる....そんな日が多い夏でありたいです...

音楽は、喜び

夏は、心の夕焼け

叶わなかった優しい約束は、少しの悲しさは....夕日に掛けて地平線の彼方に持っていって貰う

傾く西陽は、友


皆さんにとりまして、少しでも.....ちいちゃな笑顔が咲く
朝顔のような笑顔のある8月でありますように....



☆この世ツアーvol.3「忘却」ワンマンライブ全日程

8/6(木)「coffee&Jazz wineD2!」(兵庫県西宮市)
8/7(金)「Cafe wine かるめり」(同じ)
8/22(土)「一関市全国地ビール祭り(昼)」、「Sugar bar(夜)」(岩手県一関市)
8/23(日)「人形茶館」(東京高円寺)
その他飛び入り有り

2009年7月28日火曜日

寂しさと青空


今日、日本人街があるオペラ付近を歩いていた
喉が渇いたので
.....フと足が向いたcafeがあった

小さな路地にある....昔からのcafe

ここに来るのは1年ぶりかな....
外の椅子に腰掛けて、ある....大切だった友人のことを思い出していた

彼女は....パリ生まれのパリ育ち、生粋のパリジェンヌ
.....顔立ちは美しい中東のアラブ女性

よく彼女とここに来ていた....

何年か前にパリで小さなライブをした
そこに.....静かに....彼女がいた

私が「ジプシーの名も無い歌」を歌い終わった時、彼女が来て
.....この原曲は....イスラエルの古い歌ですよ.....と教えてくれた

それから彼女と仲良くなり、一緒にお茶をしたり仕事帰りにビールを飲んだり
人生や神様について語ったりした
歳も1つ上で同年代だったので話が弾んだ

そこが、このcafeだった

飲みながら彼女が私に話してくれた....あまりに悲しい過去の告白は
私の心をえぐっては寄せる波のようだった

国籍はフランス人でも肌の色で日々差別をされること
10代で路上生活をしていた時
両親が交通事故で無くなり....堕ちてゆくしか出来なかった日のこと
天涯孤独になったこと
でも.....素敵な恋人に巡り逢えたこと...

それから....彼女は....私の小さなライブにいつも来てくれた
ちょっぴり寂しい目をした女性(ひと)だった

彼女と共通の友人も出来、私は彼女と居れる事が嬉しかった
西洋と東洋の美しさと叡智を持ち合わせた人だった

でも、ある日突然....彼女は友達にも私にも行方を知らせずに....
いなくなってしまった


今日、彼女と2人で来ていたcafeで思い出していた

「この歌はイスラエルの古い歌ですよ...」って声をかけてくれた彼女

どこにいるんだろう

この空に通じる夏の日のどこかに元気でいて欲しい


雪の日.....「ミオに似合うだろうと思って...」とセーターをプレゼントしてくれた
ずっとずっと大切に着ていく

ありがとう.......

いつかまた、あなたに逢いたい....


唱え

昨年の夏、イエッツと言うアイルランドの詩人の詩に出逢った
そして、そのあとラビンドラナート タゴールと言うカルカッタの詩人の詩に出逢った
彼らの詩は、私の心に生きる風景と凄まじい鮮烈な目に見えない力を及ぼした



労(いたず)き疲れ果てた心よ

労き疲れ果てた時なれば

来たれ 是非

善悪の綱をぬけて

笑え心よ、また更に

灰色の黄昏にあって......


イエッツ

天国

大好きだった川村カオリさんが天国へ行ってしまった
癌と戦いながらも前向きに生きている彼女の姿
いつもブログを拝見させて頂いていた
これからの更新はない...

ライブに行った事はなかった
でも、貫いて生きる....私の中で女性としてミュージシャンとして
心に残るひとりの人間として残ってゆくのだろう

神の御元にて安らかに.....お眠り下さい

ありがとう
心から

マロニエの木

心に憂鬱の根が絡む時、
刄で切り落とす
打ち砕く

上手く行かないときは...仕方ない

そういう時は
マロニエの木の下で
ぽつっとため息を吐いて
寝転ぶのもいいのかもしれない

小鳥は壊れた優しい憂を歌い

私はもう1度目をさます

そして、にんじんケーキを作りに行く

赤い矢

目に突き刺さった昨日
目にぶら下がっている今日

矢が突き刺さって
ぶら下がっている目

痛みを伴う迄
同じくらい大きな見えない優しさを
あげる

例えば
両目に矢が刺さったとしても
何かを探し続けるでしょう

手が血まみれでも
心は昇華するでしょう
きっと
何かを見つけたら....

孤独真実

干ばつのような憔悴感
喉が渇いている、水を飲む、けれどずっと乾いている

心地の良い孤独はよいのだろう

しかし
干ばつのようになるのは....

少し横になっていたら
鼓動が聴こえた
凄いな...と思った
自分が心臓よ、動けと言っているわけでもないのに
動いている
もうひとりの自分がいるようだった

断じて、カケなぞではなかった

それでも私を
愛していた....?
愛していた...

愛して....

きっと誰が自分を愛していたか、なんて重要では無いのかもしれない...本当は
自分をどれだけ差し出せたか
愛したか....

でも、ダメで弱いから
誰にも聴けなかったこの言葉
それでも力なく木霊する

きっと
どうでもよいのに胸に蜘蛛の巣を張るように

断じてカケなぞでは無かった
ジョーカーを出さずに自分を差し出した

それで
きっと
良かったのかもしれないね.....

幸せは
周りの人々が幸せだったら
それでよいのだと思う

私はそれで幸せ.....


削って、差し出して
いいでしょう?

だっていづれは消える身ならば

だから
なにごとに置いても
カケなぞではなかった

わたしがいつでも不必要になる時は
いつでも
自分を殺してでも
もう
離れる覚悟で
それが
その人にとって
幸せに繋がるのであれば

離別を
差し出すでしょう

心はシャボン玉
ドブ川を沿って、またには屋根まで飛んで

干ばつは
たまに泉を見つけることが出来るから
そこに干ばつの美しさがあるに違いない

沈黙の心根

清浄の夢

静謐の....砕かれた心
きっと柔らかい毛布のように

悪夢の申し子

鐘の夕べに
軽やかな揺らぎない真実

2009年7月27日月曜日

誰かがいる



最近、大学時代にとても仲が良かった友人と連絡を取っている
2年ぶりに連絡を取っている

この夏、彼女とまた同じ空気と視線で出逢える

2年前...
彼女はパリに来て私を訪ねてくれた


その頃
私も彼女も

.........


2人で訪れた場所
フランス北西の大西洋....ケルト文化が息する場所
現代の技法では到底想像がつかない
何メートルもある、とても大きな石が何キロにもわたって....同じ幅で計算されて...生きていた

いつ、誰が置いたのか.....わからない、紀元前のこと
ケルト文化....当初は自然崇拝で多神教、ゆくゆくはケルト系キリスト教になっている
近代迄この神秘の巨大石が並ぶブルターニュ地方はフランスとは別の独立国家だった
現代もフランス語とブルトン語を話す地方で独特の文化が今も尚、根付いている

彼女を思い出す
2年ぶりに.....今度は、彼女が住む島へ

それは私の終着駅、......そして始発になるだろう

2009年7月26日日曜日

僕の麦わら帽子



麦わら帽子が好きです

パリに不在の間、いつもミロンガの面倒を見てくれる友人のFちゃんに逢ったら

「ミロちゃんのおかげで猫が大好きになったんだよ。あの子...とても優しい子なんだもの...」と
言ってくれて....何だか...じーんとしてしまった
Fちゃんもこれから子猫を飼うことになったから...夏は猫2匹だねって
心の中も嬉しい気持ちに...

今日は自分が何処かへ連れて行かれる...と察していたミロンガは
1日中ピアノ下の段ボールの中に隠れていました
私の行動、言葉、雰囲気で察していたんだな....

最近、麦わら帽子がお気に入りで....その上で眠ったり...爪研ぎをしたり(涙)
使おうとして引っ張ると
「僕のだよー」と言っている目つきで離してくれません

9月まで子猫のお兄ちゃんをしてあげてね
ミロンガは子猫と一緒にいるのが大好きなので
.....楽しいバカンスが送れるね....良かった...!


ソワレde アールヌーボー2

可愛いお嬢さんが手にしているのは.....
私の「絶望讃歌」でした.....どこのマダムですか....回し者のようです..
P.M10h la seine

リュピュブリックへ

2009年7月25日土曜日

ソワレ de アールヌーボー

乳房を隠す鈴がついたアクセサリーをしていました....とても可愛いアメリカのモデルさん
久々にお気に入りのアンティーク香水ボトルのネックレスと白茶ムスクの香水
....アールヌーボー....楽しませて頂きました...右にタヌキくんが...
モデルさんみたいなハルナちゃん...手作りのお花がとても可愛くタイツが本当に素敵でした
うっとり.....


デボラのギャラリーで出逢って...ソレルとマキシミリアーノが企画する
奇想天外なデッサンソワレ(前回は歌わせて頂きました)へ....
仲良しのハルナちゃんと.....
Odeon近くのMaubert MutualiteのマニアなBarへ...
素敵な裸体に近いアールヌーボー衣装のモデルさんがとても可愛く
デッサンを真面目にする方々の熱気が凄かったです
あまりに人が多いので外で遊びながら写真大会....(笑)
また終わり頃に来ようとなり....近くの...映画「プラダを着た悪魔」のロケ地近所のcafeへ

......こんな服装を滅多にしないので....メトロに乗るのが恐ろしかったり....と思うのですが
そこは流石お腐乱す(フランス)....何も無く済みました

たまには....お洒落....いいなぁ....楽しいソワレになりました
(自分のライブでもこれくらい....奮発すればいいのに....)

HARD CORE干し柿になりたい


最近、朝ご飯は干し柿とお湯だ
多分、干し柿ではないが...dattes(ダッツ)を食べていた時
私は思った
こんなに柔らかくて優しい甘さの味なのに
何故こんなに種は固くて齧っても揺るがないなのだろう

そういう人間になりたいなぁと

昨日友人と「ロック」について話していた
そういえば10年くらい前まで
よくハードコア(ジャパコア)、ノイズ、メタル、オルタナ系を聴いていて
新宿のアンチノック、高円寺20000v、目黒のライブハウスなど
知り合いがやるライブに行っていたな....と思い出した
特にハードコアがとても好きだったな...
ちなみに役立たずだったけれどバンドのスタッフもしていて
よく怒られていたなぁとか

core、芯、核、厳

core、例えば「フォリ(狂気)」が自分と似ている人は
「ボテ(美)」も「ペイザージュ(風景)」もどこか....同じ目線と感触で...
息をすることが出来る
「フォリ」が似ているのがまず重要ってことさ...とフランス人の友人が言っていた

まとまりがないけれど
干し柿のおかげで
色気も何も無いが....私は干し柿のような人になりたいと思った...!

寒さ(苦)に吊るし上げられた
結晶は季節を経て、練られ
柔らかくて、優しい甘みのある
しかし、芯が固い...ものになる....ふむふむ....(独断と偏見)

最近、朝ご飯の干し柿が教えてくれた....

静かなハードコア生活


付け加え:英語由来のハードコアの意は「筋金入り、厳格」など
コア....惑星、衛星などの核、光ファイバーの芯など
....ぼーっとしながら....どちらの意も好きだなぁと思ふ

2009年7月23日木曜日

今日の小さな旅





モンマルトルの丘のふもとに住む知人の家へ
その後はサクレクール寺院からパリを見渡そうと思い歩いていると...雨
私が常連の通称「ヘンテコリンの何でも屋」へ雨宿り
グアテマラ、ペルー、メキシコのお人形、ロウソク、宗教グッツ....
魔除け、悪夢避け....現地の方の手作りのお洋服

特に好きなのはグアテマラ(マヤ文明が有名)キリスト教のロウソク....
10種類くらい色があり、それぞれ意味が違う
黒いロウソクは不運、不安避け
空色は成功、旅、学業
緑は健康、食べ物、気持ちにおいての幸せ....etc

.....色々違う
とても小さなお店だけど....私はこのお店が好きで
前回、ゆび人形を購入したばかり

雨がやんで道を歩いていたら
路上生活者の女性と可愛い猫ちゃん...に出逢う
私も一緒に座ってそのマダムとお話をしたり、彼女の猫ちゃんと遊んだ

....例え、路上で生きる彼女であっても
猫ちゃんは彼女といて...とても幸せそうだった
仲良くなった記念に写真を撮ってもいいですか?と聞いたら
彼女はとても喜んで
「いいよ!いいよ!この子も、可愛いところを撮っておくれ....!」と言ってくれた

また逢いましょう...!と言って
私はあるシャペルに歩いていった

Ste-Ritaのシャペル
モンマルトル界隈はフランス最大の風俗街、アフリカ、インド街...
多くの娼婦や....アフリカ系の男性がこの教会に足を運ぶ
普通の教会とは少し雰囲気が違う

静かにシャペルに入った時
レゲエ風の黒人のお兄さんがSte-Ritaの像を触り...泣いていた


色々な人、色々な人生....

静かに腰をおろして


多くの想い....ただただ私は....祈った


日向の黒いパピヨン



昨夜ミロンガを久々に洗いました

7キロの体重で暴れるわ....引っ掻くは...私の方が泡泡、ミミズ腫れ...
洗ったあとはヒネクレてしまいピアノの下でペロペロ
毛がぺったんこで....やせっぽっちのキツネみたい....^^

1週間前から自分の玄関備え付けのカーペットに何かシミが...と思っていましたが
そのうち消えるだろう....と放っておきました

今朝、よくそのシミを見てみたら「蝶」の形、そのまま....
不思議です

黒い蝶が....浮き出ている.....不思議.....なんでだろう....
写真では分かりにくいけれど....近くでよく見ると...くっきり....蝶の影

どこからか....やって来ました

2009年7月21日火曜日

7月21日


小さな庭の、小さな森....ミント、オリーブ



熱風の中で1つ
彷徨うことなく

....静かに漂っている.....

私の中で

1つの流れ星


趣味


それは色々あるが....夏は
近所の公園にある....井戸に水を汲みに行くことだ

ここの井戸からはヴォルビックと同等性質のミネラルウォーターが汲める

市も認定していて安心

近所の人々もペットボトルやバケツを持参して汲んでいる
もしくは気持ち良さそうに顔を洗ったり...その場でゴクゴク飲んだり....

井戸と言えども、昔のよふにガラガラを綱を垂らして汲むわけではない

自分の体重を掛けてギュッと大きく平らな蛇口を押すと
凄い勢いで水が出る

今の時代.....歩いて水を汲みに行く、と言うことはもうあまりしないことだろう

あの美味しい水が飲めると思うと水を汲みに行くのが楽しみだ

歩いて2分で井戸、1分で森.....好きだな、この生活が...

今日の夕方も汲みにいくのだ


2009年7月20日月曜日

月に着いた日



最近、実に5,6年ぶりにテレビを見ている
一昨日....壊れて動かない筈のテレビがいきなりついた

自分の一人暮らしの時間にテレビを見るという風景、感覚が
無くなっていたので.....不思議な感覚だ

今日改めてテレビと言うものを見ていた

つけたとたんに「今日は記念すべき日、なんと素晴らしい日でしょう...!
人類が....月に初めて足を下ろしてから40年が経ちました」

1969年7月20日、アムストロングが月に....

画面いっぱいに月の顔


少し...心に空洞が出来てしまった日びに...

なんて優しくて夢があった、人間の生きる冒険のニュースだったでしょうか...!

私は嬉しくなりました

引越しする時に捨ててしまおうと思っていたテレビは

引越しがなくなった変わりに.....動き出し、40年前の美しい月を見せてくれました


月が好きです 眺めています

真昼の月も

いつの日かの優しい想い出


ミロンガと友人の子猫ジュラと私
3つの命があった日

今日は横になって色々なことを考えたり思い出していた


わたしのかたっぽの羽をあげる
わたしのかたっぽの....孤独をあげる
もしくは両羽をあげるね


2009年7月19日日曜日

雪が来た日




昨日、お家に雪がきました
真夏(パリは秋のようですが)の雪....

「雪のオブジェ」を作って下さった谷口 唯衣ちゃん....
唯衣ちゃんの作品は....とても繊細で
この「雪のオブジェ」...昨日、御逢いした彼女の空気が流れるようです

1つ1つ毛糸で編んで下さった
まるで....雪のフワフワ、そのまま...

きっとミロンガがいたずらしてしまうかもしれない...と少し不安だったけれど
なんとミロンガも私と一緒にこの「雪のオブジェ」を黙って見ているのです
角度を変えて見たり、下から見たり....猫らしくない行動..
私が大切なものを彼もわかっているのかな

玄関の大きなガラス窓に雪が降っています
優しい光景
いってきます、の時も、ただいま、の時も向かえてくれる
猫と雪が私を見送って、お帰り、と言ってくれる........嬉しいな

彼女の作品は暖かくて夢があって....大好きです

唯衣ちゃん、ありがとう!


ブログ内Liens(リンク)に唯衣ちゃんのブランドtremplapinを貼りました
ご興味のある方は見て下さいね^^


2009年7月17日金曜日


フランス、ロシアに本部を置き
ヨーロッパを大きく網羅する合気道団体「蓮和会 RENWA-KAI」に
私の書道をイメージ(道場内、T−シャツ、グッツetc...)として
提供することになりました(Michiさん、有難うございます!)

今、現在、.....私は「素敵だ!」と思える出逢いが
何故か....続いて...
....それでも....気怠い夏の熱風の中で自分の醜い気持ちと葛藤し
日び、過ごしています。

自分のシチュエーションがどうであれ
己が生むものを....誰かが喜んでくれる、きっと幸せなことなのだなぁ...と
静かに思います。

書道とは30年の付き合いです。
自分の人生を翻弄するものでありました。

....でも....どこかで誰かが自分の作品を観て
心の中で小さな喜びを感じてくれる....そんな生きている日に感謝します...。


蓮和会 http://renwakai.com/

7月14日






革命記念日のお祭りでした。
お友達と食べ物を持ち合い、花火を見ました。

今年はエッフェル塔120周年記念と言うこともあり
エッフェル塔が凄いことになっていました。
エッフェル塔を作られたエッフェルさんも
雲の上から.....きっと、これからも人々に愛され続ける
自分の作品とパリの街を見て...喜んでいるのだろうなと
思いました。

どこから涌いてくる大勢の人、こちらの人々はラテン系、お祭り大好きです。
近くにいる人が気さくに話しかけて来たり、楽しく話したり...。
どこかの教会のシスターたちもニコニコしながら見に来ていました。

それにしても...人の波が何キロあったのでしょう...
この世界が不景気の時にいつもこの花火大会は...豪華展覧。
やはり....パリは凄い..!!

2年前....一人で人をかき分けて花火を見に行きました。
そんな日も多分、好きでした。ひとりで花火を見たかったのです...。
今は友達と、楽しく。
「来年は誰かいい人と見に来れたらいいねぇ」と話つつ
色々あって、ぐるっとまわって1年後、またその友達と笑顔で見れた
花火大会が....私はとても....とても嬉しかったです。

2009年7月13日月曜日

意味


昨年から作詞をする時、自分とは正反対の意味で「男声」を描くようになった。
でも、私は一体それが誰なのか、自分にとりそれが何なのか、わからなかった。
そして最近、ようやく分かった。もう一人の自分であると言う事。
現実にもがいている私、心にたたみこんでいる私、その2つ...かもしれない多分。
いつもライブでも述べているが「男声」を使ったとしても「男女」の云々を
毛頭、歌いたいわけではない...きっと...。



幸せの黒い鳥

毎晩私は自分の墓の前で泣いている
手で土を掘りあさって死んだ自分とダンスを踊る
そんな時鳥がやって来て赤い目で私を見ながら
昔の古びた悲しみをもう君の墓の中へ返してやれと
そして一緒に旅に出ようと言った

例え私の躯にヒビが入っていたとしても
その隙間から蟲では無く、只、風が通り過ぎて行くだけ
過去が丁寧に履かせてくれた「どん底」と言う紅い靴と
自分の為の喪服を着てグニャグニャした私と手を取り合って
闇のシャンデリアのもとに小刻みに踊る

いつも私の心には黒い鳥が飛んでいる
突き上げる空はよく私の悲しみに似ている
不安定な青空に私の全てを託そうか
そんな時鳥がやってきて自分の羽を毟りながら黒い翼、
私の背中にそっとつけてくれた

午前4時の鐘が鳴る
海には私と黒い鳥を照らす真っ青な月が
日付さえも消えた墓標を詠う
黒い鳥の羽の中で私は砂をかじりながら歌う
海の泡の様に何もかも忘れるてゆけるのならば...

(黒い鳥)
「君は僕の欠片
 気が可笑しくなるくらい昔に
 北風が攫ってしまった僕の心よ

 君の声は僕の鼓動
 君の心臓は僕の血潮
 君の耳飾りは....僕の羽
 あの日...千切れた...僕の翼...!

    時が過ぎてやっと巡り逢えた
 君は美しくなり、この世の悲しみをも手に入れた
 .....
  僕の血吹雪よ!
    僕の愛の闇よ!! 」


毎晩私は自分の墓の前で泣いていた
石で爪を割って砕いて花の変わりに添えて拝んでいた
不安定な太陽に私の想いを託そうか
そんな時鳥がやって来て、何故か涙を垂らしながら
紅い花を眠る私の上に置いてくれた

死んだ黒猫の母親がその子の瞳をつけてくれた
これで夜空を飛びなさいと
.....握っていた苦しみを雪に変えて、夜に降らし
黒い鳥になって
  私は飛んで消えた!!  


2009年7月12日日曜日

俺様ミロ様日記

今日、朝から一睡もお昼寝をせずに四六時中、私の引越しへの妨害(いたずら)をしていた。
夜中過ぎにようやく夢の中.....どんな夢を見ているのかしら....

                何故かどこにいても身体が治まりきらない...俺


                 俺は自分がメンコイことを知っている
                 この夏のアバンチュールはどうしようか

2009年7月11日土曜日

ブローニュの森





この街を離れる前に

もう1度近くの深い森に行こう

多くの気持ちを握りしめて歩いた

エメラルドの指輪は3つ葉のクローバー

髪飾りは小さな花

野うさぎは友達

400年前の石橋

目が見えなく、虫に身体を食べられていたうさぎが

それでも私によってきて、そして夕日に向かって身体を引きずっていた日

過ぎて行った時

幸せの黒い鳥


今日、昨年から暖めて来た曲が出来た

でも、その黒い鳥が何なのか....私には分からなかった

昨年の春にリュック一つでハンガリー経由でルーマニアへ

その時に聴こえた旋律と

先週、友人が出したわたしの今のカード、数字の無いカード

..........

最近、不思議なことが立て続けに起こっていて
やっとその点を結ぶと繋がって来ていることに気が付き
少し...驚いている。

..........黒い鳥は言う
時が経ち
君は美しくなった この世の悲しみというルビーを手に入れた
気が可笑しくなるくらい昔に
北風が連れて行った
ぼくの心
ぼくの血吹雪

毎晩わたしは自分の墓の前で
昔の
死んだ自分を掘り起こして
ダンスを踊っている

そんな時 黒い鳥がやってきて
自分の羽をむしりながら
黒い翼、私の背中につけてくれた

午前4時の鐘がなる

自分の昔の悲しみを、もう墓の中へ返してやれと
黒い鳥は言ってくれた

私は今
十字路にいる

2009年7月10日金曜日

Sugar bar



ワンマンライブ

8月22日(土)岩手県一関市 「Sugar bar」

OPEN 18時 START 19時

1ドリンク付き2500yen

2部制、入れ替え無し

岩手県一関市大町3-61 ブリランテ大町2F

TEL 0191-21-5858

東北新幹線一関駅、東北本線、大船渡線一関駅下車

お店のHP
ブログ内右にLien(リンク)を貼付けております。

雰囲気のあるショットバーです。
お酒の種類も豊富で、お料理もお勧めです!
小、中学校と青春を謳歌した友人が旦那様とご一緒にしているお店...

人生初の地元凱旋ライブです。
昨年は大きな地震がありましたが、大切な思い出が沢山ある街
これからも少しずつ活気ある活動をしてゆきたい...と思っております。

空気も、お水も、お米も、お酒も美味しいです^^/
北上川、磐井川、須川山(栗駒山)に囲まれてのんびり出来ます。

お写真は昨年末にSugar barにて。
バーテンダーの友人に「個性的な髪型だ」と
言われました.....。本当はどうしても頑張っても寝癖が治らなかった日でした。。


当日、午後にある地ビール祭り出演の詳細はもう暫くお待ち下さいませ☆


Coffee&Jazz WineD2!




ワンマンライブ

8月6日(木)西宮 「Coffee&Jazz WineD2!」

OPEN 19時  START 19時30分(2部制、入れ替え無し)

ミュージックチャージ 2000yen

完全予約制です。

兵庫県西宮市甲東園1-2-3 郵便局通り

阪急今津線甲東園駅 東へ2分

TEL 0798-54-8181


ライブ活動を初めて右も左も分からなかった2004年、05年から
歌わせて頂いております....アットホームで隠れ家的素敵な場所...

排他的背徳的歌曲から仏語シャンソンまで気兼ねせずに
歌える数少ないお店です。。

ライブに向けて、私も音と語り合う時間を大切にしていきます^^